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2025/08/26 20:50 NEW

細川凌平 2軍で奮闘中 信頼を寄せるメンタルコーチとの週1回セッションが大きな支えに

九回、先頭でセーフティーバントを決めた細川=撮影・中田愛沙美

■パ・リーグ13回戦 西武7-4日本ハム(8月26日、鎌ケ谷スタジアム)

3拍子揃ったユーティリティープレーヤーが存在感

 日本ハムの細川凌平内野手(23)が「6番・二塁」でフル出場。二回の第1打席に左前打、九回には捕手前に転がすセーフティーバントを決めるなど存在感を見せた。

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相手守備の変化を見逃さず

 3点ビハインドの九回、先頭で迎えた第4打席。カウント2―1となり、細川は相手のポジショニングが少し変わったことを見逃さなかった。

 「サードがその前よりは、ちょっと後ろに下がったので。チャンスあるなって。勝つために、3点差なのでアウトにならないことが大事。何がなんでも(塁に)出たかった。確率高い(プレー)のを選ぶのが野球。そういうプレーをできて良かったです」。得点にはつながらなかったが、チャンスメークした。

1軍から遠ざかること3カ月

 プロ5年目の今季は5月上旬に1軍初昇格。6月2日に出場選手登録を外れてからは、2軍での生活が続いている。さまざまな思いを抱きながら、目の前の試合に全力を尽くしている。

 「1軍でプレーするのが一番ですし、優勝争いしている中にいきたいですし、そこにいれない悔しさ、もどかしさはあります。でも、今できることは、上の首脳陣に『細川、必要だな』と思わせられるプレーをすること。自分がコントロールできることではないので。上(1軍)への思いは強いですけど、こっち(2軍)でも技術アップのために、監督やコーチがサポートしてくれる。いい時間になっていると思います」

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