ファイターズ
2025/05/02 18:05 NEW

細川凌平 遊撃の定位置を狙う23歳の〝現在地〟 「野球で悩めるのはいいこと」

2軍マスコット・カビーと交流する細川

高卒5年目のユーティリティープレーヤー

 日本ハムの細川凌平内野手(23)が2軍で奮闘を続けている。

 遊撃のレギュラーを目標に掲げ、「結果と内容と、全部出せば、誰もかなわないようになる。打たないと始まらないので」と目をギラつかせている。

稲葉2軍監督から告げられた起用方針

 プロ5年目の今季は、開幕2軍スタート。昨年まで内外野守れるユーティリティーとして1軍で存在感を発揮してきたが、イースタン・リーグの開幕前日に稲葉2軍監督から起用方針を告げられた。

 「今年はショートをしっかりやるからって。去年まではショートメインというより、二遊間メインな感じ。ショートメインでやるのは1年目以来。そういうふうに言ってもらった方が、腹を決めてしっかりやっていける。稲葉さんの一言で気持ちが入りました」

レギュラー奪取へ心機一転

 攻守走の何でも役割をこなせるのが魅力だが、レギュラー奪取するためには、1つのポジションで勝負したい。

 「いろんなところができて自分なりの幅が広がった。それはそれで、よしとして。レギュラーを取るってところで、稲葉さんだったり球団がそういう意図を伝えてくれているのかなって。頑張ろうって思いました」と決意を新たにした。

ここまで2軍で23試合に出場 打率は.214

 ここまでイースタン・リーグ23試合に出場し、打率.214。打撃面で苦戦が続いているが、「2年目とかはもっとひどかった。それに近いくらい自分の中でしっくり来ていない。でも、野球で悩めるのはいいことなので」

若手同士で切磋琢磨

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい