【一問一答】杉浦稔大 4カ月ぶり1軍合流 「みんなで最後に良い思いをしたい」
1軍に合流した杉浦(中央)=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ18回戦 日本ハム―西武(8月26日、ベルーナドーム)
日本ハムの杉浦稔大投手(33)が約4カ月ぶりに1軍に合流した。チームは首位ソフトバンクに3連勝し、リーグ優勝へ向けてばく進中。ヤクルト時代に優勝を経験している道産子右腕が、地元球団でも再び栄光を味わうべく、チームに貢献していく構えだ。一問一答は以下の通り。
―いよいよ1軍合流
「今までやってきたこと、自分のパフォーマンスを出すということに集中したい。チームが優勝争いをしている中で、一試合一試合、大事な場面なので、とにかく自分の力を出し切るということに集中したいと思います」

―24日に巨人との2軍戦で登板。1回を2奪三振、パーフェクトに抑えた
「この間(の試合)もそうですし、その前もちょっとずつボールの感じが良くなってきているなという感覚はあったので。ちゃんと準備ができたかなと思います」
―1軍昇格を伝えられた時の心境は
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「本当に久しぶりなので。チームが優勝争い中という良い場面なので、そこに自分も乗り遅れないように、ちゃんと貢献したいなという思いで来ました」
新庄監督(右)と会話する杉浦
―練習前、武田コーチから「すごい球を投げている」と声をかけられていた。自身の手応えは
「いや、そんなに特別、変わったとは思っていないですけど、でも感覚は良かったので。ちゃんと自分の力さえ出せれば大丈夫だという自信を持って、投げたいとなと思ってます」
―最後の1軍登板から4カ月ほどたったが、どんな感じで1軍の試合を見ていたか
「本当に良い試合をしているなと思って。ストーリーとしては、すごく優勝に向かって良い感じで来ているので、自分が(1軍に)行った時に、そこでギャップが生まれないように、という気持ちでいました」

―2015年にヤクルトで優勝を経験。その時以来のリーグVへの思いは
「ファイターズに来てからは優勝していないので。(このまま優勝を果たしても)僕自身はそんなに優勝の力になったと胸を張っては言えないですけど、それでもやっぱりみんなで最後に良い思いをしたいなという気持ちが強いので。優勝した後のビールかけとかは最高なので、それをもう一回、味わいたいなと思います」