《SHINJOの信条》出場機会の少ない選手たちもプレーできた。プラスに考えましょう

■パ・リーグ21回戦 オリックス10-0日本ハム(8月21日、エスコンフィールド北海道)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(試合を振り返って)
「こういう日は早く帰って、サウナに入って、酸素(カプセル)に入って整えます(笑)」
―こういう時は引きずらずに
「そうそう。あした、大事な試合になるので。接戦より精神的には疲れていないから(いい状態で)臨めますよ。きょう、途中から出場機会の少ない選手たちもプレーできた。伏見くんも打ったし、有薗くんも打ったし、奈良間くんもフォアボールを選んでくれたし。プラスに考えましょう」
―七回、打席に向かう伏見に声をかけていたが
「大事にいこうと。こういう試合の時に大事にヒット1本を狙いにいこうと」
―三回が始まる前、生田目には何を伝えていたのか
「あれは、こういう展開だから、田宮くんのサインに首を振らずに、バッターがタイムをかけるぐらいのリズムでポンポンポンポン投げていこうと。その中でバッターのタイミングを外す投球をしようと。全員に言ったんですけど。抑えますよね。これからも0―10で負けている感覚でいこうやと(笑)。そっちの方が考えさせない」

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―点差が離れても、監督が楽しんでいるように見えた
「それは明るいチームですもん。負けている時も同じように戦っていこうと伝えていますし」
―いよいよ、あしたからソフトバンクとの3連戦
「楽しみですね。選手たちはプレッシャーがあると思うんですけど、なんとか2勝1敗。3つ取りたいですけど、そう簡単にはいかないと思うので。今回のように2勝1敗でいけるのがベストですね」
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―選手は萎縮することなく、プレーできるか
「いや、萎縮するでしょ(笑)。間違いなくするでしょ。接戦になればなるほど。向こうの方が経験豊富ですけど、勝ち越したいですね。これはもう選手たちがやるしかないので。選手を信じて。つかまないといけないからね。ガッチガチになると思いますけど(笑)」
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―監督は楽しんでいるのか
「もちろん。僕とファンの気持ちは一緒ですよ。いい記事が書けるように面白い試合を(笑)。きょうは仕方ない。二回に8失点。それは帰りますよね。渋滞を恐れてね。俺も帰りたかったけど(笑)。あしたは選手たちが伸び伸びやってくれたらいいですね」
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