【一問一答】北山亘基 悔やまれる立ち上がりの被弾「抑えたい気持ちが先走って空回りした部分も」
一回1死一、二塁、楽天・黒川に逆転の3点本塁打を許した北山=撮影・松本奈央
■パ・リーグ18回戦 日本ハム1-3楽天(8月15日、楽天モバイルパーク宮城)
日本ハムの北山亘基投手(26)が15日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦に先発し、6回3失点(自責2)で今季4敗目を喫した。一回に3ランを浴び、二回以降は立て直してゲームをつくったが、白星にはつながらなかった。登板後、取材に応じた一問一答は以下の通り。
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―一回のホームラン。ボール球だったが悔いが残る部分は
「四球でランナーを出し、その後は一、二塁になってしまって。エラーだったんですけど、何とか断ち切りたいな、という気持ちはありました。初回はちょっと入りから浮ついたというか、浮足立った感覚で入ってしまった部分があって。抑えたい気持ちが先走ってちょっと空回りした部分も正直あって。コースはなかなかホームランになるようなボールではないんですけど、バッターとの間の取り方というか、詰め方的に球速ほど強さのあるボールではなかったです。それがあそこまで飛ばされた原因かなと思います」
一回、逆転を許した北山(中央)のもとに集まるナイン
―監督が立ち上がりは重心が前にいっていたと。その後、修正して後ろに戻したら良くなったか
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「投手コーチづてに監督がそういうことを言っていると伝えてもらって。僕の中でもその感覚があったので、球速とはまた別に、一瞬の間というか、バッターがスイングをかける前に、どれだけ詰めていくか、ということがあるんです。それがきょうはちょっと立ち上がりはできなかった。簡単に言うと、体が突っ込んでしまったり、投げ急ぐ形になっていたので、バッターからすると出所が見えて、対応しやすいボールになりやすい状況でした。そこは課題の一つだと思います」
―伝えられたのはどのタイミングか
「初回が終わった後ですかね。自分でもその実感はあって、どうしようかなと思いつつも、1アウト一、二塁の展開。スタートですし、先制点ももらっていましたし、なんとしても抑えたいという気持ちがあって。そこがちょっと空回りしたのかなと思います」

―一回を終え、伏見との打ち合わせでどんな確認をしたか
「イニング間でたくさんコミュニケーションを取らせてもらいましたし、向こうからすごく声を掛けてもらって。途中から自分のいいボールを(生かそうと)。真っすぐだけでなく、変化球でもしっかり組み立てながら試合を進められたので、そこは寅威さんのおかげもあって(二回以降は)いい形でまとまったと思います」
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