【一問一答】レイエス 7月度の月間MVP受賞 リーグ制覇へ「夢物語ではなく現実として向かっている」
月間MVPに選ばれ、フォトセッションでポーズを取るレイエス=撮影・宮永春希
昨年8月に続いて2度目の受賞
日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が7月度の大樹生命月間MVP賞を受賞した。7月は21試合に出場し、打率.324、6本塁打、19打点をマーク。持ち前の強力な打棒で、優勝へと突き進むチームをけん引した。昨年年8月に続く2度目の受賞。喜びを語った記者会見での一問一答は以下の通り。
―受賞おめでとうございます
「(日本語で)アリガトウゴザイマス」
―選ばれた気持ち
「毎月毎月、この賞をもらいたいという気持ちで100%を出して臨みましたので、本当にうれしかったです。(西武の)ネビン選手が取った月(5月度)もありましたけど、その月は僕も良い活躍をしたなと思って。少し悔しかったですけれど、ネビン選手も僕の友達なので、うれしかったです」

―7月は首位争いをしていたが、どんな気持ちで打席に入っていた
「まずは対戦するピッチャーの分析というのを毎試合やっていました。そしてチームとしても良い状況にあったので、まずはチームとして戦うということを意識していましたし、ファイターズのピッチャー陣も本当に良い仕事をしていたので、打席で僕が結果を出して、彼らのお手伝いをしたいなと思ってました。何よりソフトバンクが下から迫ってきているのは分かっていたので、追い付かれないように、われわれの仕事をしようと集中していましたし、とはいえファイターズが一番だという自負はありましたので、そこは揺らがなかったですね」
―7月で印象に残っている打撃や本塁打は
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「(7月6日のホーム)楽天戦の、藤井投手から打ったグランドスラムが印象に残ってます」
―昨年も8月に受賞。夏に強くなるために食べているものや、していることはあるか
「特別に食べているものはないですけど、自分は野球選手として与えられた環境で仕事をするというのは、プロとして当たり前のことだと思ってます。アメリカでの生活が長くて、寒いところでプレーしたこともありますし、その時はそのへんに対応しないといけないっていうのもあるので、プロとしては当たり前かなと思いますけど、ドミニカ出身なので、暑さは元から得意かなと思ってます」
―選手との受賞のお祝いなどは考えているか
「もしかしたら吉村本部長も来るかもしれないですけど、みんなで食べに行きたいです。これは冗談ですけど(笑)、チームメートを遠征先で食事とかに連れていきたいなと思いますけど、札幌にいる時は皆さん家族と過ごしたりしてますし、遠征先でタイミングを見て行けたらなと思ってます」

―リーグ優勝、日本一への思い
「優勝するというのは、みんながゴールに掲げていることだと思います。2024年シーズンを皆さん悔しい形で終えたと思いますし、自分もその気持ちでドミニカに帰って、また今シーズンに臨んでますので。クラブハウス、ロッカールームに入ったら分かると思うんですけど、そこに向けて、みんながモチベーションを高く保ってますし。余談ですけど、5日の試合中に伏見選手とゴルフの話をしてまして『やったことあるの?』と聞かれて。自分は打ちっぱなししかしたことがないんですけども、そういった話の中で、(優勝旅行で)ハワイに行ったら一緒にやろうね、という話をしましたので、皆さん本当に夢物語ではなく、現実としてそこに向かっている実感はありますね」
―日本語でファンに向けて意気込みを
「(日本語で)ファンノミナサン、ワタシモガンバリマス」
―9日からソフトバンクとの3連戦が始まる
「ソフトバンクとの試合は本当に重要になってきますし、チーム全体として守備でも攻撃でも、その両面で全力を出すっていうことが大切かなと思います。3試合勝つのは難しいので、少なくともカード勝ち越しというところを狙っていきたいと思います」

―どんな打撃を見せたい
「チャンスは少ないとは思うんですけど、必ず試合中に出てくると思うので、そこを逃さないことが大切だと思います。監督がどこのポジションで使うか、どの打順で使うかというのはまだ分からないですけれども、その中で与えられたところで自分の仕事をする。それは打点を挙げることだったりとか、そういうところをやっていきたいです」