【一問一答】伊藤大海 粘りの投球で両リーグトップ11勝目 「いろんな発見があった」
両リーグトップの11勝目を挙げた伊藤=撮影・松本奈央
■パ・リーグ18回戦 日本ハム9-0オリックス(8月3日、京セラドーム大阪)
日本ハムの伊藤大海投手(27)が先発し、6回114球を投げて7安打無失点と粘投。味方の大量援護にも恵まれ、両リーグトップの今季11勝目を挙げた。試合後、取材に応じた一問一答は以下の通り。
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―今季11勝目を挙げた
「自分が求められている仕事は全くできていないので、あんまり良い気持ちじゃないですけど、何とかゼロで抑えることはできた。そこはよかったです」
先発の伊藤=撮影・井上浩明
―打線が14安打9得点。安心して投げられた
「いろんなことをきょうは試しながら。難しいですね。一生懸命全力で投げている時は点を取られて、きょうみたいなヒョイヒョイ投げている方が点を取られなかったり。改めて野球の面白さを感じました」
―強弱を付けたピッチングだった
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「そうですね。決め切れていないのももちろんありますし、前に飛ばないというかファウルになることが多いので、ガムシャラに投げることをきょうは(止めた)。点差もあったので封印して、そういうピッチングもできたので、そこに対しての難しさもありますけど、いい経験になりました」
―脱力した中でも、ポイントポイントで力を入れていた
「そうっすね。スコアリングポジションに行った時は、強弱付けられるようにと思っていたので、そこはある程度できていたのかなと思います。あとはガーンって上げた時の出力だったり、物足りない部分はある。次はそういう訳にいかないと思うので、しっかり調整したいと思います」
―サイドスロー気味に投げた場面もあった
「中川さんはいつもスライダーに合うイメージがあったので、ちょっと違うイメージで投げてみたいなと試しました」

―点差が広がって試したい部分も
「良い意味で遊び心じゃないですけど、そういう余裕を持って、イニングを投げられるようになりたい、というのがあるので、きょうは6回しか投げられなかったですけど、今後につなげたいです」
―フライで打ち取る場面が多かった。狙い通りか
「狙い通りってわけではないですけど、こういうピッチングするならゴロアウトが欲しいな、ときょう改めて感じたので、ボールの高さだったり、出方だったり、まだまだ工夫できるポイントがあると思う」
―伊藤の登板時は、ビッグイニングが多いイメージがある
「そうですね。ありがたいですね。たくさん点を取ってもらって、逆にプレッシャーですけど。本当にありがたいことなので」
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―登板後のコメントで田宮のリードに感謝していた
「今年初めて、レギュラーシーズン組んで。勝負どころ強気に配球してくれましたし、僕もいろんな発見があった。確かにこういうの忘れていたな、というのがあったのですごくいい登板になったと思います」
