コンサドーレ
2025/08/02 20:15 NEW

荒野拓馬 リーグ戦5年ぶり決勝ゴール「そこに詰めて良かった」

後半32分、MF荒野(中央)がゴールを決める=撮影・桜田史宏

■J2第24節 札幌1-0鳥栖(8月2日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)

 途中出場のMF荒野拓馬(32)の今季リーグ戦初ゴールで8月最初の試合を制した。前節から3週間の中断期間中の練習では、それまでの4ー4ー2から3ー5ー2の新システムを試していたが、この日の試合前に急遽3ー4ー3に変更。それでも選手は臨機応変に対応して、勝ち点3をたぐり寄せた。次節は9日にアウェーで長崎と対戦する。

「ラッキーな部分もありましたけど」

 クラブ生え抜き32歳の一撃で、札幌ド-ムに地鳴りのような歓声が沸き起こった。後半24分にピッチに入った8分後、左サイドのMF田中宏武(26)がゴール前に上げたクロスを相手GKがこぼすと、目の前にいた荒野が右足を振り抜いてゴールネットに突き刺した。「最初はキーパーの上から叩き込んでやろうと思ったんですけど、ちょっとボールが長かった。最後、相手のミスから自分の前にボールがこぼれて、うまく押し込むことができた。ラッキーな部分もあったけど、そこに詰めれて良かった」。プレドでのリーグ戦ゴールは23年6月24日のC大阪戦(1●4)以来。決勝点となると2020年7月26日の横浜マリノス戦(3○1)までさかのぼる貴重なゴールで勝利を手にした。

後半32分、ゴールを決め、ポーズを決める荒野=撮影・北波智史

 

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