【一問一答】郡司裕也 前夜は「なかなか寝付けなくて」 被弾したサヨナラ3ランが夢に出るも攻守で雪辱
六回1死、本塁打を放った郡司=撮影・松本奈央
■パ・リーグ17回戦 日本ハム7-1オリックス(8月2日、京セラドーム大阪)
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が2試合続けてキャッチャーでフル出場。打っては左越え6号ソロを含む2安打2打点をマークし、守っては先発のバーヘイゲンら5投手を巧みにリードした。試合後のヒーローインタビュー、囲み取材は以下の通り。
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【ヒーローインタビュー】
―守って打って2打点の活躍だった
「ありがとうございます」
―サヨナラ負けを喫した前日1日に続いてのスタメンマスク。どんな試合にしようと臨んだのか
「きのうのサヨナラ負けが本当に悔しくて、本当に頓宮さんの(サヨナラ)3ランが夢にも出てくるくらい悔しかったんですけど。きょうはやり返したので良かったと思います」

―5投手を好リードし、最少失点に抑えた
「僕、キャッチャーたまにしかやらないので、ピッチャーの皆さんが僕を引っ張っていってくれているので、投げたピッチャー陣に感謝したいなと思います」
―六回のホームランは貴重な追加点となった
「僕自身が一番、楽になったというか、チームを楽にした一本だったと思います」
―攻撃面でも仕事を果たした
「クリーンアップなので、しっかり仕事を果たせるようにやっていました」
一回1死一、三塁、右犠飛を放つ郡司
―キャッチャー、内外野とさまざまなポジションで起用され、フル回転
「いろんなポジション、いろんな打順をやらせてもらっていますけど、僕がミスっても使っている方のせいだと割り切って、日々プレーしています」
―あすに向けて、チームを代表して意気込みを
「あした勝って(カード)勝ち越して、なんとか札幌に帰りたいなと思います」
【囲み取材】
―試合を振り返って
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「いやあ、もうピッチャーが粘ってくれました」
―昨夜は眠れなかった
「なかなか寝付けなくて。夜中にホームラン打たれて目が覚めたんですけど、朝起きたら切り替えてできました」
―バーヘイゲンとのバッテリーは今年初めて
「去年は何回か組んでいるはずです。前回のロッテ戦、いいピッチングしているので、その映像を見ながら、僕なりにもっとこうした方がいいというのもあったので、それも言いながら」
―ホームランの直前の五回、キャッチャーゴロをお手玉
「ファウルになる前に手でつかんだろと思ったら、つかめなくて。焦っちゃいました。バギーさんが(無失点に抑え)カバーしてくれたので良かったです」
―ホームランの打席はどんなことを考えて
六回1死、左翼スタンドへ本塁打を放つ郡司
「エラーのことは記憶から。僕は悪いことは都合よく忘れるタイプなので。ホームランを打ってプラマイゼロくらいで」
―新庄監督がベンチでラムネを食べていたと話していた。狙いは
「(オリックス)若月さんがラムネを食べているという記事を見て。糖分なので頭の回転を緩めないようにというか、脳疲労しないようにって感じですね」
―今季はずっと食べている
「キャッチャーで出る時は食べています」
―どのタイミングで食べる
「毎イニング、1粒か2粒くらい食べていくんですけど、正しい摂取量か分からない。有識者がいれば教えてほしい(笑)」
―ホームランの前も
「食べましたね。はい」
―ラムネはどうやって用意している
「今は自分で用意しています。最初、ファンの方から差し入れでもらって。で、若月さんの記事を見て自分で買おうと」

―どこで買う
「コンビニです」
―ホームランも頭が働いたから
「まあまあ、そういうことにしましょう」
―きょうの勝利は大きい
「きのうをきっかけにズルズル行く雰囲気はちょっとありましたし、それもチームみんなでカバーできて、してもらってできたなと思います」