【一問一答】水野達稀 25歳バースデースクイズ決める「誕生日に負けるのと、勝ちは全然違う」
二回1死一、三塁、スクイズを成功させた水野(左)=撮影・岩崎勝
■パ・リーグ15回戦 ソフトバンク4-5日本ハム(7月30日、エスコンフィールド北海道)
7月30日に25歳の誕生日を迎えた日本ハムの水野達稀内野手が「8番・遊撃」で先発出場。1点リードで迎えた二回の第1打席で、初球できっちりとスクイズ(記録はピッチャーへの内野安打)を決めて、チームに貴重な追加点をもたらした。三回には失点につながる悪送球もありつつも、四回にはジャンピングキャッチでライナーを好捕するなど、記憶に残る誕生日となった。試合後の一問一答は以下の通り。
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―スクイズを一発で決めた
「何かあるだろうなと思っていたんですけど。準備はしていたという感じですね」

―その直後には失点につながる悔しい悪送球もあった
「(打球を)止めるまでは良かったんですけど。サードランナーが周東さんだったので、(一塁に)投げない選択肢も、よくよく考えればありだったかなと。北山さんに申し訳なかったですね」
―その後もライナーのジャンピングキャッチがあったり、デッドボールがあったりと、いろいろあった誕生日だった
「デッドボールも全然あることなので、誕生日だからとかはあまり考えていないですけど。ありがたいですけどね、あれで出塁率が上がるのは(笑)。という感じですかね」
五回無死、死球を受ける水野=撮影・小田岳史
―第1打席ではファンからバースデーソングが贈られたが、聞こえていたか
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「最初は聞こえていたんですけど、やっぱりスクイズ(のサイン)が出ているので(苦笑)。あまりその打席で堪能することはできなかったですね」
―スクイズを決めないといけなかった
「そうですね、あまり耳には入ってこなくて。吹いてくれている雰囲気は分かったんですけど」
―印象に残る1日になったのでは
「最後にキヨさん(清宮)が打ってくれたので、勝てたのがやっぱり一番ですね」
―スクイズは一塁側に転がそうと決めていたか
「一、三塁だったので、一塁(側)に転がすつもりでやりました」

―7月に1軍に戻ってきて、徐々に打率も上がってきている
「明らかに去年よりは打席の内容も良いですし、狙い球もしっかり明確にして。全部が全部当たるわけじゃないですけど、狙い球をしっかり考えて打席に立てているので、それなりに去年よりは数字が良いんじゃないかなと思います」
―成長を実感できているか
「そうですね。去年に比べると、という感じですけど。まだ全然、満足する成績ではないですけど、去年に比べたら本当に良くなったなとは思います」
―清宮の逆転三塁打でベンチは大喜びだったが、試合終了後もチームの雰囲気は良かったか
「すごかったですよ。本当に去年のCS(クライマックスシリーズ)を思い出すぐらいの。歓声もそうですし、試合が終わったあと、(ヒーローインタビューから)キヨさんがロッカーに戻って来たときも、すごいみんな盛り上がっていました」

―あしたも良い感じで試合に臨めるのでは
「そうですね。本当にこの流れのまま行けたら、勝てると思うので」
―新しい1年のスタートを白星で飾れた
「誕生日に負けるのと、勝ちは全然違うと思うので、本当にすごく良い勝ちを。みんなでつかめた勝利だなと思います」
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