そうだ 京都、行こう。今年のオールスター休み、五十幡が向かったのは細川の実家が営んでいる京都・嵐山の「琴ヶ瀬茶屋」だった。

　元々、願望があった。「凌平の家にも、京都にも行きたかった」。ドラフト同期でもある細川に「京都行く」と連絡すると「マジすか？ と喜んでくれましたね。自分が行くので（お店で）働いてくれましたね。頑張っているなって。すてきなお店だなって。嵐山自体がすごくすてきで、またお店もすてきでしたし、愛されているんだろうなって」。

　ボートに乗ってお店に到着すると、店番をしていた細川がお出迎え。名物のみたらし団子、イカを焼いてくれ、「暑かったですけど、楽しかったですね」。自然に触れ、たっぷりパワーをもらったという。

　４学年違いだが、一緒にパンケーキを食べに行くなど兄弟のように仲が良い２人。〝いそほそ〟コンビのエピソードには、何だか癒やし効果がある。