２９日からエスコンで天王山

　日本ハムの郡司裕也捕手（２７）が、２９日から始まる２位・ソフトバンクとの３連戦（エスコン）に向けて意気込みを口にした。

　ゲーム差「１」と迫られており、「直接対決で勝たないとゲーム差も広がらないですし、大事な３連戦になるのかなと思います」と言葉に力を込めた。

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難敵撃破へ強力〝援軍〟も

　今季、対ソフトバンク戦は９試合に出場し、打率.０７１の０本塁打、２打点と苦戦している。
　「いいピッチャーが多いので、そろそろ頑張ります」。大事な首位攻防３連戦では、郡司の活躍を後押ししてくれそうなゲストが登場する。

「ダメェー」回避の活躍を

　初戦の２９日は札幌出身のお笑いコンビ「トム・ブラウン」がファーストピッチを務める。

　「ダメェーって言われないようにします（笑）」。多くのバラエティー番組に出演し、お茶の間をにぎわせている人気コンビは、ツッコミ担当の布川が「ダメェー」と叫びながら、みちおの頭を叩くのがお決まり。打ちまくって、ツッコミを回避したい。

ＧＡＣＫＴといえば！

　３１日にはアーティストのＧＡＣＫＴが登場し、昨年に続き、２度目のファーストピッチを行う。

　ＧＡＣＫＴといえば、郡司だ。初来場となった昨年８月１日のオリックス戦では、プロ初のサヨナラ本塁打をマーク。お立ち台では「きょうはファーストピッチでＧＡＣＫＴさまも来てらっしゃって、カリスマ性というものを見せていただいたので、僕も少し追い付けるように頑張っていきたいなと思います」と名言を残した。

２度はなし！？　捕手役の権利は行使済み！？

　「去年ヒーローになったので、今年も打ってやりたいですね。（カリスマ性が増したかは）皆さんに聞きましょうよ。どう思いますかと。カリスマ男を目指してやっっているので」と気合十分だ。

　ファーストピッチで打席に立つなどＧＡＣＫＴさまに近づくチャンスもありそうだが、「鈴木愛理さんの時に無理やり行ったので、２度も行けないです」。６日にファンを公言している歌手・鈴木愛理の捕手役を務めただけに、遠慮気味だった。

名誉挽回で勝利に貢献だ！

　球団の垣根を超えたコラボグッズの登場も、もり立てたい。慶大野球部のチームメートで同級生のソフトバンク・柳町との「慶応コンビグッズ」が発売されている。先行販売された今月１日のソフトバンク戦（東京ドーム）は、ともに無安打だった。

　「前回、ホークスで出した時に揃って無安打が数試合続いたので。そういうグッズにならないように。２人で打つわけにもいかないので、アイツにはいい当たりの内野へのライナーとか打ってもらって」。注目されればされるほど力を発揮する。それが郡司裕也だ。