【一問一答】伊藤大海 今季ワースト6失点で5敗目 「ファンのみなさんに申し訳ない…」
六回2死二、三塁、オリックス・宗に本塁打を許し悔しそうな表情の伊藤=撮影・松本奈央
■パ・リーグ13回戦 オリックス6-0日本ハム(7月11日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの伊藤大海投手(27)が先発し、6回を投げて今季ワーストタイの6失点で5敗目を喫した。一回、西野に先制二塁打を許し、三回、五回にも適時打を浴び、六回には宗に右越え3ランを被弾。序盤からリズムをつかめず、両リーグ最速の10勝到達とはならなかった。試合後の一問一答は以下の通り。
―体調は問題なかった
「体調は全然あれですけど、良くなかったですね。はい」
―球の質は
「ボールの質も良くなかったですし、修正したいと思いますね」
―現状で考えられる原因は
「全部じゃないですか」
―投球フォームを含めて
「全部、見直しって感じですね」

―相手打線が迷わず狙ってきているようにも見えた
「それだけ僕がショボかったというか、恐怖感だったりそういうのが全くなかった。そういうのも含めて見直して、またいい準備して入って行けたらなと思います」
―3本の適時打を浴びた西野、3ランを被弾した宗への意識は
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「もちろん今までの対戦で打たれている意識はありましたけど、きょうは決まったバッターに全部打たれてしまったので、そこはちょっと3本、4本となると話が変わってくるので、ちゃんと対策しなきゃ、と思いますね」
―2死からの失点が多かったが、そこに関しては
「2アウト取れているのが奇跡なくらい良くなかったので、良いところなしって感じでしたね」
―女房役の伏見は投げたコース自体は悪くないと言っていたが
「う~ん。でも、投げようと思ったら、誰でもそこに投げられるというか、そこに対しての強さだったり、そういうのが物足りないのがあると思うので、ショボいボールをいいところに投げたところで、っていう感じかなと思いますね」

―開幕からローテーションを守り、疲れがたまる時期でもある
「それが僕たちの仕事ですし、そこを言い訳にしたいとは全く思わないですけど、きょう見に来てくれたファンのみなさんに申し訳ない投球をしてしまったというのがあるので、球場に来たときはこう楽しんでもらえるようなそんなピッチングをしたいですし、そういう準備をしていきたいです」