高校野球
2025/07/11 18:15 NEW

札幌日大高 最速148キロ右腕の窪田洋祐は七回途中1失点 F栗山CBOが見た可能性【南北海道大会】

今大会初の先発マウンドに上った札幌日大高・窪田は七回途中1失点と好投した=撮影・十島功

■全国高校野球選手権南北海道大会第2日(7月11日、札幌円山)
▽1回戦 札幌日大高3-1北海道栄


 

今大会初の先発マウンド

 プロの目にも示した高い潜在能力―。札幌日大高のプロ注目右腕・窪田洋祐投手(3年)が登場。今大会初の先発マウンドに上がった。一回は遊ゴロ、中飛、三ゴロの3者凡退投球。その後は走者を背負いながらも併殺打を3つ奪うなど、バランスの良い投球で六回まで無失点。大会初戦の登板でも落ち着いた面持ちで、安定した投球を続けた。

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 しかし、七回に連打で無死一、三塁とピンチを招いたところで、マウンドを2番手・島田柊聖(しゅうと)投手(3年)に譲った。当然、完投するつもりだっただけに、窪田は無念さを口にした。「僕は最後まで行きたいと思っていました。(ピンチを招いたのは)自分の失投だったので、そこは悔しいです」。

打撃では無安打も足で魅せる

 そして、野手としての評価も高い窪田だが、この日は4打数無安打。「考え方と相手ピッチャーの対応に、うまくいかなかった」。ただ、相手失策で出塁した四回には盗塁をマークし、5番・淺井直人内野手(3年)が左前打を放つと、二塁からバネの効いた走りを見せ、悠々とホームに滑り込んだ。

栗山CBO「打つ方も投げる方も…。こういう大事な試合の時に…」 

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