【一問一答】達孝太 先輩女房に熱視線「寅威さんは不思議。技術を盗みたい」
6日の楽天戦に先発する達=撮影・桜田史宏
日本ハムの達孝太投手(21)が、6日の楽天戦に先発する。5日に取材に応じた。一問一答は以下の通り。
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―6連勝…
「あんまり言わないでいただいて(笑)」
―どんな心境か
「いや、特に変わらず、前回ちょっと(登板間隔が)10日ぐらい空いたので、その分疲れが、空いている分あったんですけど、今回は6日なので、休むとこは休めて、しっかりリカバリーできて、良い状態にあると思います」
―前回完投した疲れは
「意外とないですね」

―前回でつかんだことは
「速いスライダーは、結構良いかもしれないですね」
―フォークよりも
「そうですね。前回の試合から投げ始めた速いスライダーが、意外と使えそうな感じなので、もっと投げてもいいんじゃないかなと。たぶんバッターは真っすぐ、フォークの頭だと思うので、スライダーをいっぱい投げようかなと思っています」
―速いスライダーに対する相手の反応は
「ギリギリファウルになったり、見逃し三振取れたり、みたいな感じでしたね」
―習得のきっかけは
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「いや、もう真っすぐ、フォークじゃ結構きついなと思って、一個球種を増やしてもいいかなというところで、緩いスライダーしか投げていなかったので、ちょっと速いスライダーも投げて、みたいな感じですかね」

―もともとあったスライダーより力を入れて投げるのか
「ボールの中心を握ると速くなるので、基本的に真っすぐは中心を握っていると考えると、横に握れば握るほど遅くなる。その中間はどこなのか、と考えて、その辺を切っている感じです」
―状況によって、速いスライダーと遅いスライダーを使い分けるか
「そうですね」
―練習はいつしていたのか
「それも、前回の試合の前ぐらいから練習しましたね。ちょっとずつ」
―探っていって
「そうですね。なので、あしたの試合では、また違う球種が出るかもしれないです(笑)」
―何日前からか
「(前々回の)登板終わってからぐらいじゃないですか」
水野(左)と話す達
―器用な方か
「いや、器用じゃないですけど、試合の時に思い切ってやらないとつかめないものもあるので、もう全然、フォアボールになってもいいや、ぐらいで投げると、意外と良いですね」
―楽天打線を抑えるイメージは
「まだちゃんとは見ていないですけど、大丈夫じゃないですか」
―警戒する打者も特には
「はい、特に。いつも通りのピッチングをしようと思っています」
―ずっとバッテリーを組んでいる伏見の存在は
「(伏見)寅威さんですか。寅威さんは、いい人ですよ(笑)。いい人ですね。寅威さんのシナリオ通りにある程度投げていれば、ほとんどうまくいきますね。なので、あまり首を振らずに行きたいと思います(笑)」
―リード面の良さは
「あの人結構、不思議なんですけど、自分が悪い方向にいかないように、うまく調整してくれる。うまく導いてくれるので、その技術を僕はずっと盗みたいと思っているんですけど、全然盗めないです。微妙な、試合の中での調整がうまいですね」

―声かけか、配球か
「配球もそうですけど、投げてから返すまでの時間とか、ギリギリボールの時にすぐ返すのと、ちょっとボールでも止めて、見せてくれて返すのとか、そういうのは本当にうまいなと思います。でもそれをどのタイミングでやっているかは、まだまだつかめないです。それができたら、このときはこうやって、とどのキャッチャーになっても言って、自分もうまく調整できるので、その辺は寅威さんに聞いておいてください」
―自分から質問したりは
「まだしていないですね。自分である程度、答えを見つけたいと思っているので、最初から答えを聞いちゃうと面白さがなくなっちゃうので」
―登板前の打ち合わせは
「前日ぐらいからちょっとしゃべります。当日の試合前にほぼ寅威さんに任せているんですけど、ちょっとすり合わせして、試合に行って、試合中、このバッター意外とこうだね、みたいな話をしながら投げる感じです」