高校野球
2025/07/03 21:15 NEW

夏の甲子園ロード最後の〝名寄支部代表〟士別翔雲は開幕試合で釧路江南と対戦【北大会抽選】

北大会の組み合わせ抽選に臨む士別翔雲の大橋=撮影・西川薫

■全国高校野球選手権北北海道大会抽選会(7月3日、旭川スタルヒン)

支部予選が今夏限りで廃止

 全国高校野球選手権北北海道大会の組み合わせ抽選会が1、2回戦の会場となる旭川スタルヒン球場で行われ、出場16校の対戦相手が決まった。全国49都道府県で北海道だけが唯一残っていた2段階方式の〝支部予選〟が今夏限りで廃止。最後の名寄支部代表として悲願の甲子園出場を狙う士別翔雲は、12日の開幕試合で釧路江南と対戦する。

【道スポが全部読める! お得な年払いプラン】

日本最北の聖地出場へ地域の思いも

今春の全道大会で渾身のガッツポーズを繰り出す士別翔雲の大橋

 

 1933年から始まった支部予選。来夏も名寄支部の名称は残るものの、北大会のトーナメントは一本化されるため支部を代表して戦うのは今夏限りだ。渡辺雄介監督(43)は統合前の士別OB。「悲願ですからね。自分も名寄支部で育ってきた人間なんで、その悲願、そこにかける思いは、皆さんの思いも十分わかっているので、やっぱり成し遂げたい」。日本最北の聖地出場へ、地域の思いも背負って大会に臨む。

2年前にエスコンで涙のんだエース 「悔しい思いを取り返したい」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい