【一問一答】伏見寅威 達の初完投をアシスト「その思いは伝わっていました」
達の初完投をアシストした伏見=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ11回戦 日本ハム2-1西武(6月29日、ベルーナドーム)
日本ハムの伏見寅威捕手(35)が29日、ベルーナドームで行われた西武戦で先発マスクをかぶり、達孝太投手(21)の初完投勝利を支えた。相手打線の狙いを察知しながらバッテリーで意思疎通を図り、ソロ本塁打の1失点にとどめた。試合後の一問一答は以下の通り。
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―達の投球内容は受けていてどう感じたか
「ブルペンから良かったですよ、きょうは」
六回開始前、ナインに声を掛ける伏見(右)=撮影・岩崎勝
―試合の中で良かった点は
「いつも通りですけどね。どちらかと言うと、最初はフォークがあまり良くなかったので、スライダーを多く使った感じ。ただ、中盤から自分で修正して、終盤にかけてフォークを投げ切れていたので、そこはすごいなと思います」
―西武打線に変化球を狙われていたか
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「相手が変化球よりのタイミングだったので、その分、真っすぐを行きやすかったというのはありますけど。狙っている上でもしっかり投げきって、凡打させることができていたのは、達の投げどころが良かったのかなと思います」
プロ初完投勝利を飾った達(右)と握手を交わす伏見
―完投できたことに価値があるのでは
「そうですね。いつもいいピッチングが続いていて、完投にこだわりを持っているというコメントを僕も見ていたので。球数的にも、捕っていても、余裕はまだ感じていました。最後、ちょっとバタバタしましたけど。その思いは伝わっていました」
―達のここまでの成長を捕手としてどう見るか
「見ての通り冷静ですし、自分で勝手にクイックをやったり、間を変えたり。そういうところも考えられるようになっている、というのは、1軍でしっかり投げる自覚も芽生えてきているのかなと感じます」
チームメートと勝利のハイタッチをする伏見(左)と達
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