高校野球
2025/06/26 19:35 NEW

旭川北のプロ注目右腕・菊地斗夢が初戦で散る 156球奮投も8回7失点【北北海道旭川】

8回7失点で初戦敗退となった旭川北の菊地(右)=撮影・十島功

■全国高校野球選手権大会北北海道大会旭川支部予選(6月26日、旭川スタルヒン)
▽Cブロック1回戦 旭川北2-7旭川志峯

NPB11球団のスカウト視察 本人は進学の意向

 旭川の豪腕が初戦で姿を消した。旭川北の最速146キロ右腕・菊地斗夢投手(3年)が、春季大会では勝利を収めていた旭川志峯に8回10安打8四死球7失点と崩れ、最後の夏を終えた。NPB11球団のスカウト陣が視察に訪れた中での投球だったが、春季大会後から悩まされていた腰痛も影響し、本来の投球からはほど遠い内容だった。菊地は試合後「基本は大学」と進学する意向を明かした。

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 「終わっちゃった」。九回2死、二走で最後の打者の捕邪飛を見届けた菊地は、そう口にした。初戦で高校野球の幕を下ろすこととなり「濃い2年半だったのに、最後の1試合でこんなあっさり終わっちゃうんだな、という野球の儚さを知った」。

 春季大会の1回戦と同カードとなった一戦。春は9回2失点12奪三振で退けたが、この日は一回から3四球を与えるなど、制球に苦しんだ。それでも自己最速に並ぶ146キロを記録するなど、五回まで1失点と粘りの投球。試合は1-1で拮抗したまま折り返したが、六回に悪夢が待っていた。

自己最速タイの146キロマーク 六回に悪夢が…

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