《SHINJOの信条》僕としては交流戦の優勝はあまり興味ない。ただ…

■セ・パ交流戦2回戦 日本ハム3-2中日(6月21日、バンテリンドームナゴヤ)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(試合を振り返って)
「柳川くん、なかなか面白いドラマをつくってくれるでしょ(笑)。さすが俺の教え子。どうなんだろうね。やっぱり緊張するんですかね、あの場面。あんま見えないでしょ。よく抑えましたよ」
―交流戦優勝の可能性を残した
「僕としては交流戦の優勝はあまり興味ない。ただ、賞金もらえるでしょ。それを裏方さんの人たちに渡したいなって気持ちはめちゃくちゃあるので、取りにいきますよ。マジで」
―交流戦11勝目。目標に掲げていた「11勝7敗」をクリアできる
「目標っていう数字は掲げないと、そこに向かう日々の労力というか、そういうのがないと思っている。いつもちょっと上の数字を掲げて、気付いたらちょうどその数字っていうのが多い。わざと声に出すようにはしています」
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―昨年は苦しんだ
「去年、覚えていない。交流戦でしょ? 覚えていない。きのうのことも覚えていない」
―4カード連続の勝ち越しを決めて、良い形で交流戦最後の試合に
「交流戦が終わった後の試合がものすごく大事だって。この交流戦で勢い付いた選手もいますしね。まあ、あしたもう1個取って、裏方さんに渡せるだけ渡したいですね」
―その思いは伝えている
「言いました。ミーティングでは。コーチたちに、いらないよねと言ったら、いりますって。いるんかーい、って(笑)。話はしましたね」
―清宮が七回に貴重な一発を放った
「あれね。詰まってね。詰まった分、切れずに飛んで行った。うまい打ち方をしたと思いますね。この広い球場でね。ただ、(八回に三塁守備を奈良間に)代えておいて良かったと思って」
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―八回に奈良間が好プレー
「あそこ1個前(七回)は代えていなかったのに、あれデカいでしょ。幸太郎だったら抜けているよ、とマウンドで話していました」
―七回は中島をファーストに
「あれは(七回に)ホームラン打ったから。乗っているから。乗っている時は足が動くので、そのままにしておこうと。1イニング終わったら、それが抜けるからファーストに代えようと、そういうことだけ」
―リーグ最速で40勝に到達
「トップっていうのは自信を持って良いし、次は50、60と最初にクリアするチームで。目標にはしませんけど、気付いたらそうだよねっていう日々は過ごしたいです」
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―一回にセーフティースクイズもあった
「ああ、郡司くん? 五十幡くんが出て、矢沢くんでかき回してっていうところを計算に入れてオーダー組んで。郡司くん時、一、三塁で本人にセーフティースクイズ頭になかったよね?と言ったら、はい、0%ですって。だよね~って(笑)。敵をだますには味方からっていうのが僕のテーマなので。あの1点が大きかったね。でもちょっとだけダブルプレーのイメージが湧いたので、いい当たりで。だったら1点取っておこうかなって思いまして、うまく決めてくれて」
―古巣を相手にリード面でも貢献した
「もういい(笑)。古巣もういい。ファイターズの郡司くんで入団しているので、古巣とかもう、やめましょう。ここ発信で」
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―2試合連続の1点差勝利。あすの展開をどう予想する
「いや~球場の広さとか松葉くんの投球をイメージしたら、岸マネジャーかな(笑)」

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