■セ・パ交流戦３回戦　ヤクルト１－６日本ハム（６月１２日、エスコンフィールド北海道）

　大卒２年目の日本ハム・進藤勇也捕手（２３）が通算２４打席目で待望のプロ初安打をマークした。試合後の一問一答は以下の通り。

―プロ初ヒットの感想は
「もう、やっと出たなと思いました。うれしかったです」

―表情も柔らかくなっていた。気持ちは
「１本出していない時よりは楽になりましたけど、表情に出ていましたか？（笑）。たぶん、皆さんが感じた通りの心境だったと思います」

―三回、サインプレー（捕手の二塁送球のタイミングでスタートを切り、生還）を決めた
「サイン通りの動きをするだけだと思ったので、サインが出て、そんなに心境的な変化はなかったです」

―記念のボールはどうするか
「とりあえずは自分で持って、どこかのタイミングで実家に送ろうかなとは思っています」

―新庄監督から直接もらったか
「はい」

―声がけはあったか

「たぶん、ナイスバッティングか、何か言われたんですけど、あんまり覚えていないです（笑）」

―うれしくて聞こえなかったか
「いや、たぶんしっかり聞こえてはいるんですけど、いろんな感情があって、あんまり覚えてなかったです」

―ようやくプロで一歩を踏み出せた
「自分のやることは変わらないと思うので、この期間までに自分の課題もしっかり出たので、そこを克服して試合に出続けないとダメだと思うので、守備面でも打撃面でも走塁に関しても、まだまだレベルアップして、もっと向上心を持ってやっていきたいなと思います」

―北山の球はどうだったか
「本人が立ち上がり、あまり良くないという感じだったので、いろんな球種を使って、ストレートを修正させながらという投球で、中盤、終盤にかけてストレートが良くなってきた。僕のゲームの入り、組み立てとしては、北山さんと話しながらやっていた通りにできたので、そこは北山さんが変化球も良いボールを投げてくれたので、本当にナイスボールだなと思いました」

―直球を修正させる時は、どういうことを心がけるか
「ストレートだけを投げさせて修正させるのではなくて、やっぱりバッターを抑えないといけないので、しっかりストレートがあまり良くない時の軸を、早めに決めるというか、このボールを軸にして、真っすぐを修正させるという、そういう感じで。そこはイニング間でしっかり北山さんと話しながらやっているので、という感じです」