ファイターズ
2025/06/12 22:15

進藤勇也 待ちに待ったプロ初安打! 「上武大学のキャプテンって感じ」と評される女房役の〝横顔〟

七回、プロ初安打を放った進藤が五十幡の2点打三塁打で生還=撮影・小田岳史

■セ・パ交流戦3回戦 ヤクルト1ー6日本ハム(6月12日、エスコンフィールド北海道) 

通算24打席目で記念すべき初安打!

 日本ハムの進藤勇也捕手(23)が「9番・捕手」でスタメン出場し、七回の第3打席で中前打。昨季からプロ通算24打席目で、待望の初安打を放った。

 ルーキーイヤーの昨季は2試合の出場にとどまった。将来の正捕手候補と名高い背番号33が、大きな一歩を踏み出した。

大学時代、ともに日の丸を背負った左腕が語る

 ドラフト同期の細野とは、大学時代から日本代表でバッテリーを組んできた。制球力が課題と評され、悩んでいた左腕を見かねて、進藤は「リーグ戦で(制球が)バラついた試合があって、周りが言い出しただけ。僕は全然、コントロールが悪い印象はない」。時には、ゲキを飛ばすこともあった。

 しっかり者で頼もしい女房役について、細野はこう評する。「勇也は本当、上武大学のキャプテンって感じです」

1軍でバッテリーを組む細野(左)と進藤

 

全国大会常連の強豪で3年から主将

 上武大は関甲新学生野球リーグに所属する全国大会常連の強豪校。野球部員が200人ほどいる中で、進藤は3年生から主将を任されていた。

 当の本人は「上武大は監督がまとめるより、選手主体でやらないといけないんですよ。3年生からやらせてもらったんですけど、キャプテンはきつかったですね」と苦笑いで振り返る。

【道新スポーツ全部読める 2千円お得な年払い】

チームメートを最優先 〝悩み相談〟も

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい