【一問一答】伊藤 七回途中6失点で4敗目 次「あるべき姿であれるように自分を見つめ直す」
四回2死三塁、広島・末包に適時内野安打を許した伊藤(手前左)=撮影・松本奈央
■セ・パ交流戦1回戦 広島6-2日本ハム(6月13日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの伊藤大海投手(27)が中6日で先発登板したが、四回に長短3連打で2点の先制を許すと、その後も広島打線を抑え込めず、七回途中6失点で降板。今季4敗目(6勝)を喫した。試合後の一問一答は以下の通り。
―きょうの投球を振り返って
「先制点を与えたのもそうですし、ジェッシー(水谷)がホームランを打ってくれた後に、ホームランを打たれてしまって、ゲームをつくれなかった」
七回2死、広島・大盛にソロ本塁打を浴びた伊藤(左)
―立ち上がりの状態は
「状態はそんなに悪くなかったですけど、細かいコントロールだったり、前回もそうですけど、フォークの落ちがあまり良くなかったというところは、反省点かなと」
―球が若干、高めに浮いていたという感覚があったか
「打たれているのはもちろん甘いボールではあるんですけど、ちょっとスプリットの動きがあまり良くなかったのかなと」

―前回登板でバウアーから学んだ部分は今回、出せたか
「もうそれを出す間もなくやられたので、出しようがなかったですけど。これをしっかり受け止めて、また次の登板をもらえたら出したいです」
―東京五輪で共闘した森下に投げ負ける形となった
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「本当に悔しいですけど、それよりもチームが負けたということ自体の方が、本当に申し訳ないので。野球は守備から、僕が投げたボールでスタートすることなので、またあらためてそういうところを考え直して、良い時間を過ごせたらなと思います」
―七回はホームランを打たれてからリズムが乱れてしまったか
「そんなことはないですけど、きょうは終始、バッターの粘りがある打線だったので、難しさはありました」

―きょうの指のかかり具合はどうだったか
「スピードもまあまあ出ていましたし、本当に細かいところのコントロール、勝負どころでの変化球というところだったと思うので」
―二回の矢野のスクイズは、見えていてウエストしたのか
「そうです。あそこでスクイズはさすがにないかな、セーフティスクイズぐらいはあるかなと思って、準備はしていたので。ランナーが走ったのを見て、(伏見)寅威さんだったら捕ってくれるかなというところで、外しました」
二回1死一、三塁、、広島・矢野のスクイズを阻止し、併殺を取った伊藤(右)=撮影・岩崎勝
―ストレートの精度はどうだったか
「どうですかね。まだトラッキングデータも見ていないですし。でもそういうデータうんぬんよりも、足りていない部分というのはあるのかなと感じたので、あるべき姿であれるようにしっかり自分を見直して、また次の登板を迎えたいです」
