ファイターズ
《岩本勉のガン流F論》劇的勝利の日本ハム 今は亡き親友の凱旋登板を思い出した
■パ・リーグ9回戦 ロッテ3-4日本ハム(5月31日、エスコンフィールド北海道)
投手陣の粘りが導いたサヨナラ勝利
劇的な幕切れとなった。こんな展開は、なかなかないだろう。エスコンでは何かが起こる。逆転の山本拓…日本ハムにとってプラスのジンクスがまたも現実となった。
五回に3点こそ奪われたが、先発の山崎が六回を無失点に抑えてマウンドを降りた。七回以降は継投に出て斎藤、福谷、山本拓がきっちりと無失点でつないだ。このリリーフ陣の好投なくして逆転劇はなかった。
流れを引き寄せた松本剛の執念
そして九回裏の攻撃。清宮の幸ちゃんがヒットで出る。続く代打の松本剛がポイントとなった。その鬼気迫る表情に、レギュラーを取った頃のガムシャラさが垣間見れた。初心に返ったチームリーダーが執念の中前打でつなぎ、一気に流れは日本ハムへと傾いた。
伏見の確実な送りバント。矢沢の、詰まることを恐れない踏み込みによる2点打。決めたのは勝負強い郡司だった。矢沢の二盗で外野が前に来た。その時点で自身のバッティングイメージができたのだろう。実に見事なサヨナラ打だった。