【一問一答】郡司裕也 4番で決勝弾も「野村の代役になれるとは思っていない」
二回無死、郡司(右)が先制のソロ本塁打を放ち、ベンチの日本ハムナインとタッチを交わす=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ9回戦 日本ハム1-0楽天(5月23日、楽天モバイルパーク宮城)
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が23日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦の二回に左翼ポール際へ、3号ソロ弾を放った。終わってみれば、これが決勝点。守ってもバッテリーを組んだ金村尚真投手(24)を献身的に支え、完封勝利に導いた。試合後の一問一答は以下の通り。
―二回のホームランは初球だった。狙いは
「初回はレイエスまで真っすぐ攻めが多かったので、速い真っすぐが来そうだなと。ちょっと狙ってみようと思いました」

―金村とシーズンで組むのは初めて。受けていてどうだったか
「本当に、コマンド力(捕手が構えたところに正確に投げられる力)が素晴らしいです。要求通りに投げてくれる。丁寧、かつ大胆に来てくれるので、本当にリードしがいがありますし、本当にもう、金村さまさまという感じです」
―自らホームランで1点取り、投手をリードして1-0で勝つ。喜びは大きいのでは
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「いやー、満塁で打ちたかったなと。一応、4番でしたから。でも、仕事はできたかなと思います。ずっと1点差のピリピリした場面で投げさせてしまって、金村には申し訳ないですけど、よく踏ん張ってくれましたね」
―試合中のホームラン談話で「4番の顔です」と。その言葉の意図は
「いやもう、何というか、僕にできることなんて顔をつくるぐらいなんで。野村の代役になれるとは思っていないですし。ボスから、打席に行く前に『打率は見んなよ』というふうに言われまして。打率も低いですし。なれるのは顔ぐらいだな、というところで、一発打てて良かったです」

―金村をリードする上で、ほかの捕手と差別化した点はあったか
「僕は、良い球を続けるように。打たれるまでその球種を使うというか。きょうは一応、全部使いましたけど、球種が本当に多彩なので。バッターによって、この球種が苦手そうだなと思ったらそれを続けましたし。ほかの捕手と差別化というよりは、この試合において自分の色を出せたらな、という感じでしたね」
【道スポが全部読める! お得な年払いプラン】