高校野球
北海道栄は1回戦大トリで士別翔雲と対戦 〝シルバーコレクター〟返上だ【春季全道抽選会】

26日円山球場で開幕
26日に札幌円山球場で開幕する春季全道高校野球(北海道新聞社主催)の組み合わせ抽選会が21日、札幌市内で行われた。23年準優勝の北海道栄は、28日の1回戦で士別翔雲と対戦する。2000年に現校名になって以降、3季通じて9度決勝に進むも全て準優勝。「シルバーコレクター」返上へ、チーム一丸となって頂点を目指す。また今春のセンバツ甲子園に出場した東海大札幌高は札幌支部で敗退も、センバツ甲子園枠で救済。27日の1回戦で滝川西と対戦する。なお今大会の全試合を、北海道新聞社のウェブサイトでライブ配信する。
春の初タイトル獲得へ、1回戦の大トリとして出陣する。1年秋からベンチ入りするアメリカ・ハワイ州出身の松本イアン元輝主将(3年)は「(糸瀬)先生からも『シルバーコレクター』と言われている。準優勝ばかりなので、あと一歩勝ちきることが、冬場の練習からのテーマ。勝ちきって、優勝を目指したい」。2連戦が2度続くトーナメントの右端から勝ち上がる。
校名変更後は3季通じて9度の準V
北北海道では夏の北大会で6度決勝に進んだ旭川東が、シルバーコレクターと呼ばれているが、南北海道ではぶっちぎりで北海道栄だ。前身の北海道日大、北海道桜丘時代には、春に1度、夏に1度、秋に2度の優勝があるが、2000年に北海道栄に校名変更後は、春の4度を含め、3季通じて9度の準優勝。あと一歩がどうしても超えられないでいる。