【一問一答】伊藤大海 9回完投も5失点で2敗目 「詰めの甘さが出た」
九回2死一、二塁、ソフトバンク・海野に適時打を許すなどし、2点を献上した伊藤=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ6回戦 ソフトバンク5-2日本ハム(5月20日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの伊藤大海投手(27)が9回完投も5失点で今季2敗目を喫した。六回、川瀬に勝ち越しの右越えソロを浴びるなど、要所で粘りきれなかった。試合後の一問一答は以下の通り。
―ピッチング振り返って
「もったいないなという。投げている感じはすごく良かったので、勝負どころで甘くなったりだとか、最後もそうですし、もったいなかったなっていう」

―失点した五、六回は感覚が変わった
「全然、そういうのはなかったですけど、きょうは最初から最後までいい感覚で投げられていたので、最後の部分の詰めの甘さが出たかなと思います」
―五回と九回、秋広に四球を与えたのが得点につながった
「ちょっと探り探りになってしまった部分も、もちろんありましたけど、もうちょっと思い切っていって良かったかなと」
―九回まで投げきった。6連戦であることも踏まえて
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「球数が僕の範囲内だったので、イニング関係なく自分の球数でしっかり仕事をする。投げさせてもらいました」
―本塁打になった川瀬へのスライダーは高めに抜けた
「スイーパーですけど、でも高めを狙って投げていたので、スイーパーはそういうボールなので。ちょっともったいなさはありましたけど」
六回無死、ソフトバンク・川瀬に勝ち越しの本塁打を許した伊藤=撮影・中島聡一朗
―ファウルにしたかった
「あれで引っ張ってファウルを打ってもらいたいところをうまく捉えられてしまったので、僕の選択ミスかなと思います」
―五回2死二、三塁で投球時に倒れそうになった
「あれは、かかとがちょっと引っかかりました」
―ピッチングに影響したか
「いや。その後の真っすぐが、きょう一番いいボールだったので。あのボールが良かったゆえに次の真っすぐが甘く入った部分をしっかり捉えられた。あそこで冷静にならないといけなかった。いろいろ考えようによっては選択肢があった場面かなと思います」
―来週もソフトバンク戦ということを考えての配球
「いやもう一戦一戦なので。来週ももちろん見据えていましたけど、久しぶりの対戦でメンバーも代わっていた。あまり変に考えすぎず、できていたのかなとは思いますけど、本当に詰めの甘さが出たかなって」
五回2死二、三塁、ソフトバンク・牧原大(左)に同点の適時三塁打を浴びた伊藤