サッカー全般
2025/05/11 21:30 NEW

BTOP北海道が2年ぶりV 日本の天才レフティーに憧れるMF宮原が1G1A【天皇杯北海道代表決定戦】

BTOPが2-1で競り勝ち、先制点のDF浜(右から2人目)と1G1Aの新戦力MF宮原(同3人目)らが喜ぶ=撮影・西川薫

■天皇杯全日本サッカー選手権大会北海道代表決定戦最終日(5月11日、岩見沢・岡山スポーツフィールド)
▽決勝 BTOP北海道2-1北海道十勝スカイアース

 発足4年目のBTOP北海道が、2-1で北海道十勝スカイアースに競り勝ち、2年ぶり2度目の優勝を果たした。横浜FCの下部組織出身で新加入のMF宮原輝(23)が前半37分に右コーナーキックからDF浜大耀(26)の先制ヘッドをアシストすると、前半終了間際にはペナルティーエリア手前で得たフリーキックを直接決めるなど、1得点1アシストの活躍。勝利したBTOP北海道は、25日に青森・プライフーズスタジアムで行われる本大会の1回戦で、JFLのラインメール青森FCと対戦する。

「FKは自分の一番の特長」

BTOPのMF宮原が前半終了間際にFKを直接ゴール右にたたき込んだ

 

 日本サッカー界のレジェンド・中村俊輔氏(46、現横浜FCコーチ)に憧れるレフティーが北の大地で躍動した。1-0で迎えた前半終了間際のFKでは、相手GKの手を弾いてそのままゴール右にたたき込んだ。「フリーキックは自分の一番の特長と言っても過言ではない。昨日(準決勝で)1本外して責任を感じていたし、今日こそ絶対決めるって気持ちを持って臨んでいた。ああやって良い位置でフリーキックを取ってもらって、あとは決めるだけ。ボールを置いた時点で、今日はいけるという感触はあったので、自信を持って左足を振れたことが良かった」と声を弾ませた。

隣のピッチで見た練習する姿に感化 複数クラブを断ってBTOPへ

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい