コンサドーレ
2021/09/06 12:11

札幌4強ならず…選手層薄さ露呈 FC東京に0-2

2年ぶり準決勝進出ならず…。要所で好セーブを見せた菅野(右)だったが(撮影・金田翔)

北海道コンサドーレ札幌はアウェーでFC東京とルヴァン杯準々決勝第2戦を戦い、0―2で敗れた。2戦合計2―3で敗退が決まった。けが人続出の苦境で、選手層の差を見せつけられた。次戦はリーグ戦で8日にホームでC大阪と戦う。

 健闘を続けた札幌が、力尽きた。ホームでの第1戦を制しながらも、敵地で0―2の完封負け。2戦合計2―3で、FC東京にベスト4進出を譲った。主将のMF宮沢は「攻撃を売りにしている自分たちが得点をできず、残念に思う」と肩を落とした。初タイトルへの道は、昨季王者に阻まれた。
 選手層の差が明暗を分けた。FC東京は第1戦ベンチスタートのブラジル人トリオとMF東を先発起用し、前線4人を総入れ替え。けが人続出で選択肢が限られる札幌は、中3日で同じ11人を並べた。過密日程も響いたか「プレスに緩さがあった」と宮沢。前半20分に好位置で与えたFKをFWレアンドロに直接沈められ、後半23分には華麗な連係からMF東にフィニッシュを許した。
 最大のアクシデントは前半24分、DF福森の負傷交代。攻撃の起点を失うと、再三のセットプレーも得点に結びつかなかった。後半途中から初出場したFWトゥチッチも見せ場をつくれず。新戦力は「デビューしたのは良かったが、勝利できずいい思い出にはならない」と悔しがった。
 野戦病院化は深刻で、FW小柏、MF青木、チャナティップ、深井が負傷中。「選手を入れ替えることも、効果的な交代で流れを変えることもできない状況」と指揮官は頭を抱える。中2日で迎える8日のC大阪戦へ、「いるメンバーがベストを尽くして、結果を出していかないといけない。チームとしてもっと成長しないといけない」と宮沢。苦境をチーム一丸で乗り越える。
(石栗賢)
 

 

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