宮西尚生「〝継ぎ〟(つなぎ)カレーパン」のこだわり明かす 13日からFビレッジで「パンのフェス」

13日からエスコンで「パンのフェス」
パン好きのための祭典「パンのフェス 2025 in Fビレッジ」が5月13日から18日までエスコンフィールド北海道で開催され、全国各地から人気ベーカリーが集合。選手プロデュースパンが各日数量限定で販売される。
イベントを前に、「〝継ぎ〟(つなぎ)カレーパン」(あいすの家とエトセトラ制作協力)の開発に携わった宮西尚生投手(39)が完成までの裏話やこだわりポイントを解説した。
中継ぎ一筋のレジェンド左腕にぴったり
「甘い系はどうせ、若いヤツらが選ぶやろうなと思って」と、もともと好きだったカレーパンを選択した。
ネーミングについても「ありきたりな名前は嫌や」と熟考。自身の経験をもとに「カレーパンって小腹が空いた時とか、意外と間食に適しているよなと。それなら、メシとメシとのつなぎよね。あ、リリーフもつなぎやんと思って〝継ぎ〟パンがいいと。両方の意味がかかっている」と説明した。

試行錯誤の末に完成
サクサクの生地の中にカレーと豚の角煮、チーズが入っている。最初に試食して「思っていたよりも甘さが強くて。もうちょっと辛くてもいいんじゃないか」と意見を伝えた。その後も改良されたパンの試食を重ね「スパイスが効いているけど、角煮とチーズがあって、一緒に食べると辛さがマイルドになる。ルーのところだけを食べると、後からピリッとする。食べる場所によって味が変化し、いい感じなりました」と満足の仕上がりになった。
自信を持ってオススメ! 「ホンマにおいしかったから」
〝継ぎ〟の達人が、自信を持ってオススメする一品だ。エスコンに来場するファンへ「とりあえず、一回、食べてみて。ホンマにおいしかったから。ただ一つ、パン生地がサクサクで、ポロポロこぼれるから気を付けて!」と呼びかけていた。
また、イベントを開催する6日間、エスコンフィールド北海道のグラウンド内で「ぱん食い競走」を実施する。17日には、ファイターズOBの杉谷拳士さんも参加予定だ。イベントの詳細については球団ホームページへ。