【一問一答】宮西尚生 チーム救った気迫の火消し 「リリーフのみんな、よう頑張った」
延長十回2死満塁、オリックス・頓宮を捕邪飛に打ち取り、ほえる宮西=撮影・小田岳史
■パ・リーグ9回戦 日本ハム2-2オリックス(5月7日、京セラドーム大阪)
日本ハムの宮西尚生投手(39)が延長十回1死一、二塁で救援し、火消しに成功した。満塁のピンチを招きながら、森友哉捕手(29)を三振に斬るなど、気迫の投球で無失点にしのいだ。試合後の一問一答は以下の通り。
―緊迫感のある登板だった
「そうですね。ああいうところが今、仕事だと思うので、しっかり結果が出て良かったです」

―若月に安打は許したが、動揺することもなく
「あそこは1つ、アウトを取りたかったところではあったんですけど、ベンチを見たら監督が『オッケー、オッケー』というようなジェスチャーをしてくれていたので、切り替えて。森とか、いいバッターが続くところでしたけど、自分の球をしっかり放ろうと腹をくくった感じでしたね」
―大きな引き分け
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「あそこでガタっと負けると、チームの流れとしても厳しくなるところ。そういうところで踏ん張れたのは、リリーフのみんな、よう頑張ったなという感じはあります」
―森を三振に斬ったワンバウンドのスライダーは狙い通りか
「あれは狙い通り。あそこは三振を取りにいきたかったので、そういう意味では良かったです」
―新庄監督が真っ先に褒めていた
「そうなんですか? ありがたいです。一番、自分が良かったなと思っていますけど(笑)。今は若い子たちというか、中心になるメンバーが投げていますから、僕の番はもっと後やと思うので(笑)。こういうところでしっかり抑えて、なんとか後半のいいゲームでいけるように頑張っていきたい」
延長十回を終え、笑顔でベンチに戻る宮西(左)
―ベンチ入り全員が投げる試合は珍しい
「それはあまり見たことがないですね。生田目が緊急で交代することになってしまったから、仕方ないですけど、玉井、すごかったですね。スクランブルであの状況で。(きょうは)玉井じゃないですか」
―リリーフでの連続登板の記録が岩瀬さんまであと「1」
「ホンマっすか。そこは全く気にしていなかったですけど、並んだら次、先発させてもらおうかな(笑)」
―超えてからの方がいいのでは
「岩瀬さんが偉大すぎて。並ぶくらいで大丈夫です」
