《磐田戦後》メンバーを選んだのは僕。結果は全て僕の責任
【写真で振り返る 札幌2-4磐田】
■J2第14節 札幌2-4磐田(5月6日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
【《平川弘のCool Eye》フットボールの世界で4点差は絶望的 試合の入り方をしっかり検証してもらいたい】
―試合を振り返って
「見ての通り、サポーターの皆さんに申し訳ない試合をしてしまったと思っています。入りが悪かったというよりも、大きなミスが出てしまった。選手たちは非常に良いモチベーションで入りましたし、雰囲気が悪かったとは思いません。結果的に今年何度か起こっていることが、また起こってしまったということです。失点すること自体は、どの試合でも起こり得ることです。その後、0-3になるまで、攻撃で狙った形を出せなかったことに課題を持っていきたいと今は考えてます。ゲームマネジメントや、きょうは選手をどう使うか難しいところでしたが、メンバーを選んだのは僕。結果は全て僕の責任と思っています。いずれにしても最後の後半の戦いの中で、特に連戦を戦った選手たちは、代えてあげられない選手たちでしたので、苦しかったと思います。そういう選手たちが最後まで歯を食いしばって戦っている姿は胸を打ちましたし、振り絞ってよく戦ってくれたなと思っています」
【岩政大樹監督 崩れたゲームプラン「大きなミスが出てしまった」】
―試合開始直後の失点がゲームを難しくした
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「ゲームプランとしては(前節から)メンバーを代えずに行って、後半の早い段階で選手を代えていこうと共有していました。0-0だろうが0-1だろうが、後半に勝負を持っていくことができれば勝負になる。それをホームのサポーターの(声援の)おかげもあり、チームの中で共有できている。その時間帯に勝負を持ってこれなかったということが問題。最初の失点は当然ある。いつも言うように失点をしないでと言って、したら終わりであれば、それは非常にもったいない試合になる。(失点)したならしたで自分たちは次のゴールを目指すための戦いをして、その上で後半に勝負をかけることができるメンバーがいる。そこに持って行けなかったことが非常にもったいなかった。前節の戦いから中2日。トレーニングの中では確認ができなかったわけですが、映像で『こういう戦いをしたことによってうまくいく』というところを共有した。実際には、ほとんどそういう場面が出なかったというところで、非常にもったいない前半の戦いになった」
―前半のうちにFW2選手を交代した
「もう0-3でしたので、変化を起こさなければいけなかった。変化を起こさないと、あの展開では流れが良くならないので。システムも人も大きく変えて、まず1点を目指しました。その効果は出たと思います。交代していなければ、前半の最後の時間はつくれていない。彼ら2人が悪かったというよりも、変化をしなければいけなかったことが理由です」
―青木を前で起用した
「誰がどうこうっていうよりも、流れを変えるためには田中克が必要でした。克を入れるのであれば、どこに入れるかというところ。立ち位置を変えながら形を変えることで、相手に対してプレスを効かせる状況にしたかった。青木は何でもできるので、それだけで決めたわけではない。総合的に判断しました」
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