【一問一答】山崎福也 7日のオリックス戦に先発 警戒する打者が多く「紅林、ラオウさん、西川選手…きりがない」
7日のオリックス戦に先発する山崎=撮影・小田岳史
日本ハムの山崎福也投手(32)が7日、京セラドームで行われるオリックス戦に先発する。宮城大弥投手(23)との投げ合いも注目される中、打撃成績上位の選手が並ぶ古巣の打線を警戒。今季2勝目を懸け、強気で腕を振る。取材に応じた一問一答は以下の通り。
―昨年は投げる機会がなかった京セラドームで今季2度目の登板。不思議な巡り合わせ
「去年が全然なかったので。それで、今年は多いのかなという感じはしますね」
―オリックス時代の本拠地。マウンドは投げやすいか
「マウンドは投げやすい感じがあったんですけど、(オリックスが)いいチーム、強いチームだなと分かったので、しっかりあしたもキャッチャーといろいろ相談しながらやっていきます」

―4月19日に京セラドームで登板した際は懐かしさを感じたか
「マウンドもそうですけど、雰囲気が懐かしい感じはありました」
―オリックス打線に対して意識することは
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「結構、多いですけど、紅林もそうですし、ラオウ(杉本)…ラオウさんですね(笑)。ラオウさんは一発もあるので。西川選手もいいバッターなので、ちょっときりがないです」
―森も復帰してきた
「そうですね。森選手も戻ってきたので、ちょっと…。いいバッターですので、気を付けます」
―前回登板で初白星が付いて、気持ちが楽になったか
「そうですね。僕だけ勝っていなかったので。焦りも正直ありましたし。なんとか1個、勝って。ただ、まだ1個なので。しっかりと一つ一つ積み重ねられるようにという意識で投げます」

―開幕から好投して防御率が1.48。どう捉えているか
「いや、まだこの時期なので。ほかにも防御率がいいピッチャーはたくさんいる。どこかでガーンと上がる時が絶対に来る。そういうところでいかに最少失点でいけるか、というふうには思っています」
―きのう、オリックス時代から親しくしている宮城と話していたが
「特に…本当にしょーもない話をしていました(笑)。野球の話はしなかったです」
―4月4日にも投げ合っている宮城の印象は
「やっぱりいいピッチャーですよね。ベンチから見ていても球が強いですし、変化球の曲がり方もキレがある。すごいピッチャーだなと感じます」
―トークショーで京セラで投げ合えればと話していた。それが実現
「まさか、あした、宮城がくるとは思っていなかったので、マジかと思いました」
―好投手と投げ合うと、いい影響を受けるか
「どうですかね。内容よく投げられたらいいかな、というのはありますけど。いいピッチャーが相手だと点が入りづらいので、僕自身も最少失点でとは思っています」

―前回対戦後、宮城と連絡は取ったか
「ちょこちょこLINEはしています。投げ合ったことに対しての会話はしていないです(笑)」
―この1カ月、安定した投球が続いている要因は
「そこまでめちゃくちゃいいというわけではないと思います。まだまだ良くなるかなと思っているので。この時期の防御率は抜きにして、しっかりと長いイニングを投げて、最低限の役割を果たそうと考えています」
―相手は太田が好調。オリックス時代から成績を残す予感はあったか
「入ってきた時から、すごい選手だと思っていました。彼はけがで苦しんでいたんですけど、それがなかったら普通にレギュラーを穫るだろうなと思っていました。でも、予想以上に数字がすごすぎるので、今はちょっとびっくりしています」