コンサドーレ
2025/05/03 20:50 NEW

バカヨコが決勝弾! 補強方針に発奮「ゴールが足りないのはリアリティ(現実)」

決勝ゴールを決めたFWバカヨコが札幌サポーターの声援を受ける=撮影・中川明紀

■J2第13節 山形0-1札幌(5月3日、NDソフトスタジアム山形)

 何が何でも欲しかった勝ち点3を手に入れた。北海道コンサドーレ札幌は3日、敵地で山形と対戦し1-0で勝利を飾った。後半10分にFWアマドゥ・バカヨコ(29)が先制点をマーク。その後は度重なるピンチを招きながらも、虎の子の1点を守り抜いて逃げ切りに成功した。

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「やっとチャンスを生かせたね」

 ストライカーの仕事を果たし、3試合ぶりの白星を引き寄せた。敵陣深くで近藤が激しいプレスを掛けると、こぼれ球を拾ったバカヨコは勢い良くペナルティエリアに突入。利き足とは逆の右足を振り抜き、鋭いシュートをゴールに突き刺した。

 GKの顔面近くをぶち抜いた豪快な一撃に「ハイプレスから僕らのチャンスが生まれた。(近藤)友喜との連係はすごくいい感じで、いつもお互いに助け合うし、ボールがこぼれて来ると信じていた。コーチングスタッフや他の選手たちから『もっとシュート打て』と言われていたので、やっとチャンスを生かせたね」と満足げな表情を浮かべた。

先制したのは今季3度目

 今季の札幌は劣勢の展開に陥ることが多く、先手を奪ったのはこの日を含めて3度目だ。Jリーグでは先取点を奪ったチームが約7割の確率で勝利するというデータがあり、その重要性を知るバカヨコは「僕だけではなく、みんなが得点につながるよう攻撃を頑張りたいと思っている。僕の仕事はチームのために点を決めること。きょうはいい仕事ができて、とても嬉しい」と価値あるゴールの喜びに浸った。

幹部がFW獲得目指すと明言 「そういうプレッシャーが掛かるのは…」

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