《山形戦前日》チームづくりと、いつまでも言っていられる世界ではない
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「対相手は、そんなに気にしないことの方がパーセンテージ的に強いです。自分たちの強みを出すことが、そのまま対相手になる。対策をしてメンバーを選ぶ比率は多くない。僕自身がそうやって考えるタイプではない。そのままハマるだろうっていうのは加味するけど、基本的にはチームの流れの中で調子の良い選手を使う。それが一番かと思っている。ここまで(シーズンの)3分の1が終わって、競争させながら、いろいろ試しながら、チームの基盤をここ数試合は固めてきた。これを持って中盤戦に勝負する。その上での一発目という意識が強い」
―前節は勝ち点1。次の試合が大事になる
「チームづくりって言いながらシーズンは中盤に入った。監督が代わった1年目の序盤戦は選手の競争、チーム内の最適解を見つける作業が必要だった。ただ、いつまでもそれを言っていられる世界ではない。中盤戦に入る中で勝ち点3を拾っていく。そのために何が必要かを共有してきた。この2試合はJ2の中ではタレントという面で力のある大宮、長崎とやって自分たちの力が分かったし、試合の手応えを持てた。大宮や千葉は、2試合とも優勢に進めていた時間が多かった。勝ち点を拾っているのは、あの2チーム。それが何を意味するのか。そこが勝ち点3を取るために必要だと共有しました」
―いつも練習を最後まで見ている
「僕は三十何人の男の人生を預かっている。それぞれ人生の歴史があって、お世話になった方々がいる。その選手たちに、できるだけ悔いなく人生を送ってもらいたい。僕はそのための判断をしなければいけない仕事。どんな情報でも入れておくべきと思っている。トレーニングを見て感じるもの、思いつくものがある。それは見なければ得られない」
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