コンサドーレ
深井一希が全体練習復帰 山形戦へリカバリー専念でコンディションは「問題ない」

■4月30日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は30日、5月3日のアウェー山形戦(NDスタ)へ向けて、長崎戦で出場のなかったメンバーを中心に6-6などの練習を行った。25日の大宮戦で途中出場後、リカバリーに専念していたMF深井一希(30)が全体練習に合流した。
満を持して〝不屈の男〟が出番待つ
12日間で4試合を戦う過密日程3戦目へ〝不屈の男〟が満を持して主役になる。大宮戦で後半14分から31分間プレー。「膝は大丈夫でしたけど、ちょっと左足首をひねって。連戦が続くので無理せず、という感じ。コンディションは問題ないです」。練習の合間には笑顔も交えながら全てのメニューをこなした。
20日の藤枝戦で今季初出場すると、試合後に岩政大樹監督(43)は「安定感ある守りができたのは彼の功績」と深井のプレーを絶賛した。25日の大宮戦でも後半途中から2試合連続途中出場。「セカンドボールのところと、奪ったボールをしっかり、1本つないで落ち着かせるところが、今自分ができる役割だと思うので、それをできれば。大宮戦は結果的に自分が入ってから失点して負けたので、そこをなんとか踏ん張れるように」。改善点を一つ一つ潰しながら、百戦錬磨のベテランがさらに成長を続ける。