高校野球
2025/03/07 19:45

道産子4人の健大高崎・加藤大成主将が連覇狙う【センバツ抽選会】

道外4校から道産子8人が甲子園メンバー入り(リスト付き) 

明徳義塾との対戦が決まった健大高崎の加藤大成主将=撮影・井上浩明

大会第1日(18日)に明徳義塾と

 3月18日開幕のセンバツ甲子園の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われた。今大会には、北海道代表の東海大札幌高のほかにも、道外の4校で8人の道産子がメンバー入り。なかでも道産子4人がメンバー入りする昨春王者の健大高崎(群馬)の加藤大成主将(2年)は、大会第1日の第3試合で、道産子2人がいる明徳義塾と対戦することが決まった。

開会式では優勝旗返還の大役も

 史上4校目の2連覇へ屈指の好カードとなった。加藤主将は「健大高崎としては連覇なんですけど、自分たちのチームでは初優勝するのが大事。優勝、優勝と言っても、最初から決勝に行けるわけではない。やっぱり初戦はしっかり大事に入っていきたい」。開会式では優勝旗返還の大役も持ち受ける。「去年の先輩方がつかみとってきていただいたものなので、正々堂々と返したい」。最上級生として、また野球人生で初めての主将として、チームをけん引する。

握手を交わす健大高崎の加藤主将(左)と明徳義塾の池田主将

 

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 チームメートには、登別出身でプロ注目の最速158キロ右腕・石垣元気投手(2年)、釧路出身で142キロ左腕の下重賢慎投手(2年)、札幌新琴似リトルシニア時代からのチームメート・山田遼太投手(2年)の合計4人もの道産子がメンバー入り。「はっきり言って、北海道4人がチームを引っ張っているぐらいの中心的な存在。石垣、下重を中心に盛り上がれますし、雰囲気もいい形で練習ができるので、何かつながっているような感じがします」。道産子カルテットの固い絆で、チームを勝利に導く。

「北海道4人がチームを引っ張っているぐらいの中心的な存在」

 さらに開会式当日は、中学時代の恩師・札幌新琴似シニアの生嶋宏治監督(64)が観戦に訪れる予定。「北海道の方にあまり応援してもらえるかどうか分からないですけど、自分のプレーを中学から見てもらっている人もいるので。一番はやっぱり中学の時に支えってくださった生嶋監督に、甲子園で最大5試合、見せられれば」。恩師への感謝の気持ちはプレーで見せる。

強豪校に進んだ道産子対決への思い

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