【一問一答】福島蓮 育成から支配下昇格し2勝 年俸は約3倍の1600万円
日本ハムの福島蓮投手(21)が28日、エスコンフィールド北海道で契約更改に臨み、1060万円アップの年俸1600万円(金額は推定)でサインした。今季は育成から支配下に昇格し、12試合に先発。2勝3敗、防御率3.54の成績を挙げた。オフは除脂肪体重の増加と変化球の精度向上に努め、レベルアップを図る。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:11月28日時点】
―サインはしたか、金額は
「しました。アップです」
―球団から、どんな話があったか
「今年は飛躍した1年になったと。来年も活躍できるように頑張ってと言っていただきました」
―球団に伝えたことは
「まだまだ課題があるので、そこを頑張っていきます、ということです」
―1年を振り返って
「1軍である程度、投げられたのは良かったと思うんですけど、その一試合一試合の内容があまり良くないことが多かったので満足はしていないですね」
―経験、手応えは
「いい経験をさせてもらったシーズンだったなと思う。手応えは…ある程度はありますけど、まだまだだなというのが多いです」
―課題を具体的に
「球速だったり、変化球だったり。全体的に1個2個、レベルアップしないと通用しないかなと思いました」
―オフの取り組みは
「体づくりをベースに、変化球を1個か2個…体が大きくなったら球速は上がると思うので、技術的なところはそこかなと思います」
―体づくりはどんなイメージか
「除脂肪体重を増やしていく。一気には上がらない。2、3キロ上がればいいかなと」
―球種は
「今ある球種を良くしつつ、1個か2個増やせれば」
―台湾球界から古林が加入。柳川も先発を。来季の競争が激しくなる
「多くなってもやることは変わらない。自分が良ければ、使ってもらえると思うので、自分が良くなることだけを考えてやりたい」
―来季はどんな活躍を
「チームを勝たせられるような責任感を持って、投げたいと思います」
―昇給分、自分へのご褒美は
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「今のところは何も考えていないですけど、自分が良くなる何かに使いたい。自分への投資に当てられたらなと思います。イメージはまだ全然していないですけど、何かあれば、という感じです」
―年俸は結構、上がったか
「ぼちぼちです」
―その評価を見て、率直な気持ちは
「ありがたい評価でした」
―どんな球種を増やしたい
「今シーズン後半から、CS(クライマックス・シリーズ)も含めて、スラッターみたいなやつを投げ始めていて。それを良くするのと、チェンジアップも覚えられたらなと思います」
―誰かに教えてもらうのか
「金子コーチにいろいろ聞きながらやっています」
―球速は今年、どれぐらいで、来年はどれぐらいをイメージするか
「今年の平均球速は147キロぐらいだったんですけど、149キロ…できれば150キロとかに乗せられれば、良くない変化球も良く見えると思うので、球速はそのへんまで上げたいなと思います」
―除脂肪体重を2、3キロ増やす場合、トレーニング量や食事量を増やすのか
「そうですね。食べる量はちょっとずつ増やしながら。トレーニングはセット数を増やしたりとか、回数を増やしたりとか、いろいろ工夫してやれたら」
―たくさん食べられるタイプではないと
「何か変わったものは食べていないです。栄養士と相談しながら」
―補食など、食べる回数を増やしたり
「補食は増やしましたね。シーズン中から増やしていました」
―補食は何を食べているのか
「プロテインだったり…ゼリーだったりとか、バナナとか、そのへんですね」
―プロ入り当初から、体重は何キロ増えたか
「今は78キロぐらい。65キロでプロに入ったので、そのくらいです」
―増量することには慣れてきたか
「慣れていないです(笑)」
―将来的には何キロぐらいにしたい
「将来的には…そうですね、90キロ。(身長が)190センチなんで、90キロは欲しいですけど、何年後かは分からないです」
―柳川が先発に挑戦。先発枠を争うライバルになる
「そうですね、負けないように、と言っておきます(笑)」