ゴルフ
2024/09/13 19:05

道産子・片岡尚之が地元で復調気配 2日間通算7バーディー、ノーボギーで決勝L進出【男子ゴルフ・ANAオープン】

首位と5打差の通算7アンダーで決勝ラウンドに進出した片岡=撮影・西川薫

■男子プロゴルフツアー ANAオープン(9月13日、北広島市・札幌ゴルフ俱楽部輪厚コース、7066ヤード、パー72)
▽予選ラウンド最終日

 江別市出身で21年にプロ1勝した片岡尚之(26、CS technologies)が地元で復調気配だ。前半3番パー3で一つめ目のバーディーを奪うと、後半は12番と17番、二つのパー5でスコアを伸ばした。特に名物・17番では第2打でグリーンを積極的に狙って、2日連続のバーディー。2日間36ホール通じてボギーなし。首位と5打差の通算7アンダーで決勝ラウンドに進出した。「ノーボギーだったんですけど、なかなかバーディーが取れず、ちょっと苦しい展開でしたが、なんとか耐えるところは耐えて、ロングも二つ取れた。とりあえず最低限のゴルフができて良かった」。北海道勢トップで勝負の週末を迎える。

絶不調のため谷コーチが急きょ北海道へ

 直前まで不調が続いていた。8月2週目の横浜ミナトChampionshipで3位に入るも、翌週から2週連続で予選落ち。あまりの不調ぶりに、2年前から師事する谷将貴コーチが急きょ北海道入り。「結構ひどかったんですけど、昨日の途中からちょっとつかんだというか、ヒントを得て、それを今日試してみた。まだちょっとうまくなじめてない部分もありますが、良いショットが増えてきた」。理想のスイングプレーンからずれていたテークバックの振り幅を低く抑えることで、球筋が安定し始めた。

新得町から駆け付けた祖父のために

この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。

有料プランに申し込む

オリジナル記事・写真が読み放題

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい