高校野球
2024/07/01 21:50

元北照・河上監督が指導した4校連合あと一歩 激戦の札幌支部で初代表決定戦も無念の敗退【南大会札幌】

札幌支部では初の代表決定戦に進出した4校連合の野幌・札幌東豊・札幌北斗・札幌あすかぜのメンバーが敗れてベンチ前に整列=撮影・西川薫

■全国高校野球選手権南北海道大会札幌支部(7月1日、札幌麻生ほか)
▽Iブロック代表決定戦 野幌・札幌東豊・札幌北斗・札幌あすかぜ連合1-8札幌国際情報 ※七回コールドゲーム

2試合連続タイブレークで進出

 札幌支部で連合チームとして初めて代表決定戦に進出した4校連合が、札幌国際情報に七回コールド負けした。昨秋結成した19人は春に2勝、夏は2試合連続で延長タイブレークを勝ち抜いて代表決定戦に駒を進めた。今春、部活動指導員として連合の札幌あすかぜ監督に就任した元北照監督の河上敬也監督(65)もスタンドから見守った。

連合初の全道に行ける力はあった

 3季通じて全道10支部初の北海道大会進出の夢は叶わなかったが、昨秋、今春と全道8強の強豪を相手に得点圏に走者を進めるチャンスを4度つくるなど、最後まで食らいついた。連合を率いた札幌東豊・加納悠太監督(45)は「五回コールドもあるかなと思っていましたけど、本当に(南大会に)行けるだけの力はあったと思う。でも選手は出し切ったと思う」と、悪天候の中で戦った選手たちをねぎらった。

2安打を放った4番の高瀬主将 「勝つ喜びを感じることができた」 

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