コンサドーレ
2024/05/15 22:20

《磐田戦後》5分でもいいから皆さんに代わってもらいたいくらいだった

■J1第14節 札幌1-0磐田(5月15日、札幌ドーム)

-試合を振り返って
 昨日の試合前の会見でも言った通り、我々に必要なのはどんな形でもいいから勝利することだった。きょうのゲームは我々の今の状態を示したゲームだった。もしかしたら、ゲームの中で4、5点入ってもおかしくないくらいのチャンスは十分に作れていた。その中で我々が1-0でリードする展開の中でゲームがずっと進んだ。そして最後の最後まで、我々は冷や汗をかきながら、この1-0の勝利をつかみ取った。勝利したのはいいが、まだ我々がチームとしてやらなければいけないことはあるだろう。

-浅野選手のシャドーとしての強み
 浅野選手はシャドーのポジションで非常に得点も挙げられる選手だと評価している。ここまで、まだ彼は自分の得点を取れる能力を結果として示せていない。広島時代も彼はシャドーでプレーしていたが、彼の適性はやはりシャドーだと思っている。得点を取れる、相手の脅威になるプレーができるのが彼の強さ。ただ、彼はまだ自分自身の能力を発揮できてないと思う。

 メディアの方は結果で評価されて記事を書くと思うが、きょう我々は1-0で勝利して、その決勝ゴールを決めたのは浅野選手。注目が集まるのはもちろん分かるが、我々は1人の選手の活躍で勝利したわけではない。1-1で引き分けていたら、おそらくそういった質問も来なかったと思うし、全く別の質問が来て、引き分けた結果をとても悲観的に見られたのではないか。

 川崎戦は0-3で敗れたが、0-1でリードされるまでの展開は、自分たちが先制して1点、2点取れてもおかしくない展開は作れていた。もちろん結果で我々は評価されるのも分かるが、例えば浅野選手があの試合で1点目のゴールを、1回目のチャンスを決めていれば、また違う展開になったのではないか、そういった見方もできるだろう。ただ、そこは皆さんあまり記事の中では書かない。0-3で我々が完敗という、そういった書き方をするのではないか。例えば守備の部分で問題があるだけではない、というところ。チャンスを外した選手にも負けた結果に対する責任というのはあると思っている。いろんな視点でサッカーを見られるといいんじゃないか。

 きょうのゲームは最後の1秒まで勝利を手にできるかどうか、ギリギリの戦いだった。本当に5分でもいいから皆さんに代わってもらいたいぐらい、そんな気分で、非常にストレスだった。こういう状況で監督として、あの状況を戦うのも、なかなかのストレス。勝利したことは、非常に良かった出来事だが、今ある現状は大きく変わったわけではないことは確かだ。次の柏まで、この勝利を味わっているヒマはないが、少なくともこの後、少しの時間だけは、落ち着いた時間を過ごせれば。

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