コンサドーレ
2024/04/28 17:00

《元赤黒戦士の現在地・石川直樹後編》ミシャのマネジメント、ルヴァン杯決勝のPK失敗から学んだこと

2020年12月5日、引退セレモニー後、花束を手にスタンドに手を振る石川

2度目の札幌時代を振り返る

 「元赤黒戦士の現在地・石川直樹後編」は、2度目の札幌在籍となり、現役最晩年となった2017年から20年までの4年間について振り返ってもらった。(以下、敬称略)

仙台でACL出場も17年からは出場機会が減少

 期限付き移籍だった1度目の在籍は10年で満了となり、石川は11年から新天地・新潟でプレー。そして13年にはACL(アジアチャンピオンズリーグ)への初出場を控えていた仙台へと完全移籍。CBや左SBなどのレギュラーとして仙台の守備を支えていた。

2017年8月26日、古巣の仙台と対戦したDF石川

 

 仙台在籍5年目の17年もリーグ開幕から7戦中6戦は先発フル出場だったが、8戦目のアウェー広島戦でベンチスタートとなると、それ以降は後半からの短い時間、もしくはカップ戦の出場に限られるようになっていた。「あのときの仙台はフォーメーションを変えて、3-4-3をやる中で、僕の中でそこをつかみきれなくて」。

泣きながら進路を後押ししてくれた当時の渡辺監督

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