ファイターズ
2024/03/23 19:00

《岩本勉のガン流F論》構えが物語る田宮の成長 開幕スタメンは十分にある

■オープン戦 DeNA1ー0日本ハム(3月23日、エスコンフィールド北海道)

シーズンインへ出来上がっている加藤貴のピッチング 

 まず言いたい。先発登板の加藤貴。もう、シーズンインに向けて出来上がっている。5回で球数は57球。安定感はいつも通りで、何も問題はない。あとはしっかりと登板日に合わせていくだけだ。

成長著しい田宮 「座りの良さ」に見る自信

 その左腕を巧みにリードした田宮の成長が著しい。「座りの良さ」に自信がうかがえる。これまでは倒れそうなほど、前傾姿勢に見えた。投手に「これでいいですか?」「このボールでいきましょうか?」と伺いを立てるような心構えが、そう見せていたのだろう。

 どの世界でも、経験は人を成長へと導く。投手陣としっかりコミュニケーションを取り、それぞれの特徴を把握してきたことで、どんどん自信が付いてきた。伊藤と組んだ前日もしかり、今ではどっしりと構えられている。ピッチャーを輝かせる捕手になりつつある。

「開幕戦=伏見」の大方予想に待った

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