ファイターズ
2024/02/24 21:50

道産子左腕・福田俊 昨年5月の2軍戦以来9カ月ぶりの失点に「そういうこともあるでしょう」

七回無死、DeNA・松尾に本塁打を浴びた福田俊=撮影・小田岳史

■オープン戦 DeNA3ー3日本ハム(2月24日、タピックスタジアム名護)

七回に4番手登板 先頭打者にまさかの柵越え

 無失点男がついに、点を取られた。日本ハムの福田俊投手(27)がオープン戦初戦に七回から4番手で登板し、先頭の松尾に初球の直球を捉えられ、ソロ本塁打を浴びた。

 昨年5月19日の2軍巨人戦以来、約9カ月ぶりの失点。それでも後続は3人でピシャリと抑え「打たれたボールも悪くない。まあまあまあ、投げていれば、そういう(失点する)こともあるでしょう」と余裕の笑みを浮かべた。

七回無死、DeNA・松尾に本塁打を浴びた福田俊

 

昨季は1軍で圧巻の防御率0・00 実に29試合登板で無失点

 昨季は1軍戦で29試合に登板し、全試合無失点と圧巻の成績をマークした。首脳陣からの信頼も厚く、オープン戦での1失点を気にする必要は全くない。逆に捕手陣からは〝失点指令〟も出ていたという。

 「(伏見)寅威さんによく、そろそろ1点取られてくれない?って言われます。取られないに越したことはないんですけどね」。シーズン前の予行演習の段階で〝失敗〟をしておくことで、本番での対策も立てやすくなる。

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