■２月２３日、熊本・大津町運動公園球技場

―いよいよ開幕戦が明日に迫った。ここまでのチームづくりの手応えは？
　今シーズンのキャンプはケガ人が多く、チームとしていい準備ができたとはなかなか言いにくい状況ではあるが、自分たちがやれることをしっかりやってきたつもりではある。ここ数年我々のチームに起きている非常にケガ人が多い状況は、残念ながら今年も変わらない状況が続いているのが事実だろう。

―開幕戦で選手たち、チームに求める結果は？
　第１節ということで、どのチームも手探りの状況で開幕戦を迎えると思うが、明日のゲームはいろいろなことが起こると思う。そして勝つこともあれば負けることもあるし、引き分けることもあるだろう。けれども、ただ一つ確実に我々がやれることがある。それはチームとしてしっかり狙いを持って戦うこと。そして走る、戦う、ミスを恐れずにプレーをする。それはできるはずだと思う。

　とにかく明日はチーム一丸となって勝利を目指して最後まで戦う。それは我々がやらなければいけないことである。

―対戦相手の福岡をどのように分析しているか

　福岡は昨シーズンもいい結果を残したチームで、非常にコンパクトで規律のあるチームだと思っている。できるだけリスクを避けて、長いボールを多用しながら相手のミスを誘ってゴールを目指す、そういう戦い方をしてくるチームだと思っている。非常にハードなチームなので、難しいゲームになると思っている。

―開幕を待ちわびているサポーター、そしてＪリーグファンに向けてどのようなサッカーを見せたいか
　私は１８シーズン日本で仕事をしているが、私のチームがどんなサッカーをサポーターに見せるかを皆さんが知らなければ、皆さんがおかしいか私がおかしいかどちらかだろう（笑）。皆さん私が何を言いたいのかわかるとは思うが、やはり１９シーズン目もしっかり例年通りの戦いをしていく。それだけだ。