コンサドーレ
2024/01/24 19:10

札幌FW鈴木武蔵が練習試合で2試合連続ゴール! 沖縄残り4戦でさらなる上積み目指す

川崎との練習試合に出場したFW鈴木(左)=撮影・工藤友揮

【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月24日、沖縄・赤間総合運動公園サッカー場
▽練習試合(45分×2) 北海道コンサドーレ札幌3-3川崎フロンターレ(1-0、2-3)
【札幌の得点者】鈴木、大森、出間

1本目に武蔵のPKで先制も2本目で同点に

 北海道コンサドーレ札幌は川崎フロンターレと練習試合を行い、45分×2本合計3-3で引き分けた。1本目、FW鈴木武蔵(29)が相手ファウルで得たPKをきっちりと決めて先制に成功。2本目の4分にはペナルティーエリア内でパスに反応したFW大森真吾(22)が滑り込みながらボールをゴールへと押し込んだ。その後、川崎に2点を決められて同点に追い付かれるも、同30分にエリア内でパスを受けたFW出間思努(18)が見事なコントロールで浮かせたボールを、角度の無いところからゴールへ叩き込んで3点目をゲット。しかし、33分にはPKで再び追い付かれ、試合はそのまま同点で終了。今季初のJクラブとの練習試合はドロー決着となった。

自ら獲得したPKを決めたFW鈴木(手前中央)

 

1本目の後半は良い形だった

 復権に燃えるストライカーが、昨季の天皇杯王者からゴールを奪い取ってみせた。両チーム無得点で迎えた1本目終了間際の44分、鈴木はペナルティーエリア付近でパスを受けるとゴールに向かってターン。マークについていた相手選手がたまらず鈴木の足を引っ掛けたことで、札幌がPKをゲットする。自らキッカーを務めた鈴木は右足でシュートを蹴り込んでゴールネットを揺らした。「押し込まれる展開もあった中で、1本目の後半は自分たちも良い形でゴールまで迫るシーンがあって。味方から良いボールが来たことで、ファウルを受けてPKを獲得することができた」と、得点につながった場面を振り返る。

前線、サイドの連係にも手応え

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