アマスポーツ
2024/01/06 17:35

札幌山の手2度目の金星ならず 強豪・就実に完敗してベスト16で敗退【春高バレー女子】

第1セット、札幌山の手の黒田主将(右)がスパイクを放つも相手のブロックに阻まれる(撮影・玉田順一)

■全日本バレーボール高校選手権 第3日(1月6日、東京体育館)
▽女子3回戦 就実(岡山)2-0札幌山の手

21、22年の春高女王にストレート負け

 全国トップクラスの壁は分厚かった。札幌山の手が2021、22年の春高女王・就実(岡山)にストレート負けを喫し、ベスト8進出はならなかった。相手に強烈なスパイクを打ち込まれ、序盤から点差を付けられるなど、防戦一方の試合となった。しかし、今大会は名門・八王子実践に勝利するなど、二つの白星を手にした。全国舞台での経験を新チーム構築に生かしていく。

第1セット最初のサーブミスから劣勢に

 悔いの残る試合となった。第1セットはアウトサイドヒッター・黒田百花主将(3年)のサーブからスタートしたが、ネットに掛けてしまう痛恨のミスを犯した。サーブ権を渡すと就実の打点の高く、強いスパイクに得点は開く一方。いきなり3連続失点を喫するなどリズムをつかめないまま13-25で最初のセットを落とした。

 黒田主将は涙ながらに「一番最初のサーブでミスをしてしまって、それを引きずってしまった。最後まで自信が持てないままスパイクを打ったり、レシーブしたりしたのが一番の反省点です」と唇をかんだ。

強打の連続に「今までやってきたレシーブが出せなかった」

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