アマスポーツ
2024/01/04 23:15

札幌山の手が粘って大金星! フルセットで名門・八王子実践を撃破【春高バレー女子】

名門・八王子実践を撃破し、笑顔で記念撮影する札幌山の手の選手たち(撮影・玉田順一)

■全日本バレーボール高校選手権 第1日(1月4日、東京体育館)
▽女子1回戦 札幌山の手2-1八王子実践

10度の全国大会制覇誇る相手に大番狂わせ演じる

 金星を挙げた―。札幌山の手が名門・八王子実践とのフルセットに及ぶ激闘を制し、1回戦を突破した。180センチ超えのミドルブロッカーを揃えた高いブロックと、レシーブによる粘り強い戦いで、大番狂わせを演じた。アウトサイドヒッターの黒田百花主将(3年)は「やってきたことが報われたのが一番でうれしい」と喜んだ。5日に富山第一との2回戦に臨む。

試合前、声を出して気合を入れる札幌山の手の選手たち

 

第1セット奪われてからの逆転劇

 粘って、粘って、粘った。スパイクがブロックにはね返されそうが、相手にブロックを抜かれようが、心が折れることはなかった。リベロの西川倫呂(こころ、3年)を中心としたレシーブで、勝機を見出した。24-26で第1セットを落として迎えた第2セット。15-19と離されたが、そこから怒涛の9連続ポイントで流れを引き寄せた。その勢いのまま第2セットを奪うと、最終セットも25-22で競り勝った。

アウェー感もリベロ・西川がチームに勇気与える

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