ファイターズ
日本ハム補強ラッシュ継続へ 球団幹部「投手、野手1名は検討しています」
3年目を迎える新庄ファイターズを強力バックアップ
補強ラッシュは、まだ続く。今季パ・リーグ最下位に終わった日本ハムは、来季で指揮を執って3年目を迎える新庄剛志監督(51)をバックアップするため、さらに戦力を増強する構えだ。8年ぶりのペナント制覇を目指す球団は、チーム再建へ向けて資金投入を惜しまず手を尽くす。
バランスに優れた充実の新戦力
日本ハムは今オフ、他球団との争奪戦を制してFA戦線の目玉だった山崎をオリックスから獲得。FA権を保有する加藤貴の引き留めにも成功した。外国人選手は、メジャー通算35試合登板のマーフィーと162キロ右腕・ザバラに加え、俊足外野手のスティーブンソンを獲った。投打にバランス良く、着々と戦力を整えている。
上位浮上&覇権奪還へ さらなる補強も視野
それでも補強の手は緩めない。盛況だった〝新球場効果〟もあり、積極補強へ乗り出すための資金力は十分だ。球団幹部は「客観的に見ても選手の年俸は上がっている。経営上の球団収支として、選手予算は上がっている。外国人は調査中。投手、野手1名は検討しています」と、さらなる助っ人2選手の獲得を示唆した。フロント、首脳陣、選手。三位一体で低迷からの脱却を図る。