【プレーバック】Ｊ１第３３節 ＦＣ東京１－３札幌（１１月２５日、東京・味の素スタジアム）
途中出場のＤＦ中村が流れ変え３－１逆転勝利
両チームとも攻撃的サッカーを掲げ前半から積極的に敵陣を襲った。まずは開始早々、ＭＦ宮澤のシュートで宣戦布告すると、前節から試合間隔が空いていたため互いに運動量多く、前半のシュートは札幌１０本、Ｆ東京９本。しかし、先制点はＦＣ東京から生まれた。札幌は自陣奥深くから前線にロングフィードするが、このボールを相手ＤＦ森重が頭で落としＭＦ原川ーＦＷアダイウトンと渡り、最後はＦＷディエゴオリヴェイラにゴール左角に決められる。
札幌は後半開始からＤＦ中村、ＭＦスパチョークを投入すると、これが見事はまった。同６分、右サイドからＭＦ浅野ースパチョークとつないで左サイドへボールを移すと中村がゴール前へスルーパス。浅野が詰め寄りゴール右へ同点ゴールを決めた。その６分後には、浅野ー宮澤ーＭＦ駒井と右サイドからパスを回し、またも中村へ。中村は前線のＦＷ小柏に狙いすましたパスを送り追加点。途中出場からわずか１２分で中村２アシストを決めた。
ＦＷ大森がＪ初ゴール
この後は、ＦＣ東京の猛攻を受けるが、相手シュートの精度の低さや札幌の体を張った守備で失点を防ぎアディショナルタイムへ。ここで浅野に代えＦＷ大森が途中出場。すると同４５＋４分、ＤＦ田中駿のロングボールを相手ＤＦがヘディングでクリアしようとするが、しっかりボールの方向を察知していた大森が奪い、ＧＫの上がっていたゴールへ浮き球のシュートが決まりＪ初ゴール。３－１で逆転勝利を収めた。
■後半６分に今季１２得点目となる同点ゴールを決めたＭＦ浅野雄也（２６）
「本当に（中村）桐耶からいいボールが来たなと思いました。練習からずっと桐耶とはああいう形（の連係）を話しているので。何であんなところに俺がおったかわかんないですけど（笑）、いい流れで、いい感じで点が取れたんじゃないかと思います」
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