コンサドーレ
2023/11/17 19:30

札幌MF宮澤裕樹が加入同期・横野の引退受け、来季への決意新た 「できるだけピッチでやっている姿を見せたい」

雨の中の練習を終え、笑顔で引き上げる宮澤(撮影・小田岳史)

■11月17日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は17日、冷たい雨が降り時折強い風が吹く悪天候の中、パス練習や11対11などを行って調整した。11月11日に現役引退を発表した北海道十勝スカイアースFWで元札幌の横野純貴(34)の知らせを受け、札幌加入同期のMF宮澤裕樹主将(34)がプロ17年目となる来季へ決意を新たにした。

「同期は僕だけになってしまった」

 2008年、6年ぶりにJ1の舞台で戦う札幌に北海道の名門・室蘭大谷高(現・北海道大谷室蘭)のエースだった宮澤と札幌U-18でストライカーとして活躍していた横野の高卒FW2人が加入した。15年の月日が経過し、今年10月15日に行われた十勝との練習試合の際に宮澤は横野から引退報告を受けた。「僕の同期は大卒含め4人だったんですけど、僕だけになってしまったなという思いがありました」と寂しさを口にする

好対照の人生歩んだ宮澤と横野

 FW、ボランチ、センターバックとポジションを変えながらも札幌一筋でプレーし続ける宮澤。国内外さまざまなカテゴリーのチームを渡り歩きFW一本槍でプレーしてきた横野。2人は好対照とも言えるサッカー人生を歩んできた。「純貴もサッカーが好きで、いろいろなところでサッカーをやってきて。環境だったり、待遇だったり、いろいろなチームを見てサッカーのさまざまな側面を見た選手だと思います。本当にお疲れさまでしたという気持ちですね」。

「いろんな形でサッカーに携わっている」

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